山と僕とカメラ

登山初心者のバタバタ日記

美味しく見せる撮影方法(仮説)

料理を撮影、皆さん一度ならず百度はした事ありますよね。

料理を美味しく撮る方法、これもよく耳にしますよね。私も何度かレクチャーしました。

 

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「美味しく見せる」とは

 調理師側ではなく、カメラマン側から「美味しく見せる」というのは、調理法や盛り付け法で美味しく見せる事ではなく、出た皿に対しての「美味しく見せる」事ですからそれは言い換えれば、「美味しそうに見えるように、撮る」という事ですね。美味しそうな盛り付けまでが50点で美味しそうに撮影する技法が50点、合計が100点なんです。ややこしく書きましたが、基本的に、盛り付けが微妙なものはどう頑張っても微妙に映ります。まずは、それを大前提で。

美味しそうに撮る撮影技法として、詳しく書くほどではありませんが、主に2つあります。

  方法

その1

半逆光で撮影する。

その2

ボカシ気味で撮影する。

 

基本的に、この2点です。

他にもありますが、今回は抜きで。これに絞って。

 

 

その1、半逆光で撮影

 

「半逆光で撮影する」とは。

世の中のもの、物質は全て光がその物質に反射してそれを人は見てます。

ここからは私の思う仮説です。

 

 具体例「半逆光」

例えば今、目の前に広島のお好み焼きがあります。

人間が、これを生理的に本能的に、あ、美味しそうなお好み焼きがある、と思うには、視覚要素以外にも臭覚、聴覚等が作用しあいます。ジュージューと音をたて、フワッとにおう甘いソースの香りがします。そして視覚にうったえる要素「このお好み焼き、美味しそう」と思うためには、まず、盛り付けが大切なのは先ほどの50点の話です。それに関しては、「広島のお好み焼き」という食べ物は50点満点です。盛り付け以外では、そのお好み焼きが放つ光加減です。その光のベストが、「半逆光」なのです。半逆光、それは、「目」、「お好み焼き」、そしてそのナナメ先に「光源」があり、そこから光が来て、お好み焼きにあたり、目に入る。そうなってます。

なぜそれが美味しそう、なのでしょうか。

キラキラとソースや素材が光ります。主に脂分を含んでいるとより輝きます。実際に撮影では、みりんや油を塗って、輝きを増し、撮影をするという工夫をします。一直線ではないので、キラキラ部分と、そうでない部分がグラデーションで現れます。

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本来、人間が「口に入れたい」と思うものは生存に必要な物質なのです。脂分も大切な成分です。それを欲したり、美味しそう、と感じるのは食べる必要性を感じさせるためにDNAが指示しているのです。知らんけど。

なので、表面がキラキラ光っているお好み焼き=美味しそうなお好み焼き=栄養、カロリーが豊富なので必要(=でも太っちゃう)。というわけなのです。多分。

そして、また、その光が野菜などに滴る水滴を捉えると、はっきりキラキラの表情で、それらが新鮮に見えます。鮮度が高い、ということは、腐敗していないという事なので、人間は生でもこれは無害だと感じます。なのでこれも美味しそう、食べたい、食べても安全、と脳が判断するわけです。

そしてさらに、半逆光とは、朝の窓際のテーブルの食卓に座ったのと同じライティングなのです。太陽がまだ低く、くっきりとした光線が目玉焼きにあたり、卵がキラキラと輝き、サラダからはみずみずしい新鮮な水滴が反射します。レストランでモーニングを食べる時、できることなら窓際に座りませんか?そんな環境で、食べれるというのは至福のひとときでしょう。半逆光というのは、この環境を再現しているわけです。

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ほらもう、食べ残しでも、美味しそうです。

どうすると、美味しそうに見えるのか、というのは、実は私達人間が持つDNAによって決まっていたのです。知らんけどね。

 

具体例「ボカして撮影」

この、「ボカす」というのは、そのお好み焼き以外の前後をボカすという事です。以下、また仮説です。

人間はどこを見ようが、勝手です。自由です。フリーダムなのです。そこで、撮影時に、お好み焼きの見せたい部分前後をボカします。これで強制的にお好み焼きだけに視点が定まり「このお好み焼きを見なさい」という事になります。ただ、これは、写真が強制的にあなたにお好み焼きを見せているだけなのですが、脳が勝手にポジティブシンキングで「私はこのお好み焼きを見る事に自ら視線を集中していますよ」と変な解釈をします。

人間、集中すると周りが見えなくなります。そういう人、いますよね。

集中イコール夢中なのです。

 下の写真を見てください。

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 お好み焼きの、断面にピントを合わせ、他はボカして撮影します。すると、それを見たあなたには「私は今、お好み焼きの、特にこのソバの断面に自ら集中して見ている感覚になる」という作用が生まれます。そして、その感覚は「私はお好み焼きに、そうまさに今コテでカットしたこの断面に見えてるソバと上のソースとキャベツに夢中です、今、私はこの広島のお好み焼き以外、他の事は全く目に入りません。」となります。それはイコール「今、私はモーレツにこの広島のお好み焼きを美味しそうに感じております。1秒でも早く食べたいです。」になるわけです。美味しそうな理論はその1と同じで、それで、どうしても食べたくなるわけです。

このボカす方法は、お好み焼きに限らず、どんな食べ物でも、アイドルでも、魅力的にしたい場合、なんでも通用する技法です。

 

 

というわけで、今回は、仮説だらけの「広島のお好み焼きを美味しそうに撮る方法」でした。

 

非常時に備えてポータブル浄水器の備えを

 

ではまた〜。