山と僕とカメラ

登山初心者のバタバタ日記

立山縦走その1 出発編

わたしは有馬温泉に来ている。といっても、いつもの山登りではない。仕事である。なんとも言えない違和感がそこにはあった。なんとなく感じてはいたが、有馬温泉は、落ち着いた高級なリゾート地として確たる地位を保っていた。敷地には広い庭園と、奥にはなんとプールまである。想像を絶する宿泊代を聞き、いつも有馬に落としている私の金額との差に申し訳なさを覚えた。金の湯が安すぎるのだ。私は悪くない。

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予定通り、撮影が終わった。クライアントに無理を言って大阪駅まで向かってもらう。事前にスケジュールを相談し、直接富山行きのバス停まで送っていただける段取りにしていただいた。もちろんそのため、仕事のカバン、着替えのカバン、登山のザック、を持ち込んでいる。

車内でシャツとスラックスからスパッツ、短パン、Tシャツ、ブーツに着替える。仕事で着たシャツは、登山メーカーの白シャツで、速乾性が異常に高い。別のものを探しに来ていたのだが、思わず買ってしまった。30パーセント引きに弱いのが人間である。30パーセントや3割はよく1/3の価格と誤解しがちだが、3パーセントほど違うので、注意しないといけない。

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車は梅田に向かってひた走っている。車の後部座席で着替えを済ませ、服と靴をカバンに入れる。大丈夫、間に合う。

阪急電車梅田駅とヨドバシカメラの間でデポしてもらう。感謝感激である。機材と、着替え終わったカバンを預け、後日取りに伺うことに。一緒に持って着た登山ザックを背負い、お礼を言って別れる。

バスの時間まではまだ30分ほどある。ちょうど忘れてきたミニ三脚を買いにヨドバシに向かう。

姿が怪しいのはもう慣れていただこう。すみません、目に止まって。

こうした、ちょっと違うことを頑張ってした暁には気温15度の天国が待っている。と思い込んで、蒸風呂大都会梅田を登山スタイルが闊歩する。

三脚を買い終え、バスターミナルに向かう。ポイントで買えた♫ありがたい。

ターミナルはJR大阪駅とグランフロントの間にある。一列に並んだバス停には、日本全国に出発するバスでごった返している。

大阪駅に隣接しているのだが、動線が行き止まりに近いため、バスを利用する人しか通らないエリアである。学校でいうと「体育館裏」に近い。

案の定、パートナーから「違うところに出ました。しばし待たれよ」とSNSでメッセージがきた。

SNSとは「そー(s)なん(n)す(s)ね」の略である。嘘です。

ソーシャルネットワークサービスの略であるが、少し前なのか、遠い過去なのか「SMS」というメッセージのカテゴリーがあった。「ショートメールサービス」である。もう訳がわからない。

160文字以下におさえてメールを打っていた。

SMSはたしか、通信会社によって、Cメールだとか、スカイメールだとか、さまざまな商品があった。

いまでも、使われている機能のはずだが、サービスがすっかりとけこんでいて、「SMSで送る」という感覚がない。

対して「SNS」はメッセージの送信に限らず、ブログのようなものを使って各個人が相手とコミュニケーションできるサービスである。便利な世の中になった。日々のスイーツ食べましたよ写真の提示から、災害の細かい情報の発信まで、毎日膨大な情報が行き交っている。果たして本当に必要な情報がどれだけあるのだろうか。このままいくと、新聞紙の束ではないが、データがどんどん膨らんでいき、大変なことになる。次世代の情報蓄積デバイスの発明が先んじることを願ってやまない。

そんなことを考えていると、パートナーがやって来た。

さあ、立山に出発である。

 

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