山と僕とカメラ

登山初心者のバタバタ日記

槍ヶ岳へ表銀座縦走 その1 出発の朝編

8月のお盆休み。

8/11

タクシーに乗った。朝6時。新大阪まではすぐだ。おおよそ10分で新大阪駅に着いた。朝は流石にまだ涼しく、このままこんな天気であって欲しいなと思った。この時期、本来なら西行きの新幹線に乗るが、今回は名古屋に行く。北アルプスに行く。だが本当ならば、当初予定では直接中房温泉に行ける夜行バスで行きたかった。しかし席が満席で取れなかった。あえなく新幹線、そして特急などを乗り継いで中房温泉まで行くことになった。なかなかの大誤算だ。日本のお盆休みを舐めていた。いや、舐めていたのは、これは序章に過ぎなかった。私たちはお盆休みにおける北アルプスの人の多さにこれから大いに振り回される事となるのだった。その時、私たちは、それを知る由もなかった。

今思えば、呑気な2人、そんな事とはつゆ知らず、とりあえず改札を入ってスタバに行こうということになった。しばらく離れるオサレ文化に触れておこうという例のやつである。新大阪駅のスタバは構内の北側にある。意気揚々と向かう途中、意気揚々さは無くなった。綺麗にシャッターがしまっていた。ですよね。まだ早いですよね。仕方なく、売店で朝ごはんとお昼ごはんを買い、飲み物を買って、まだ開かないスタバの隣の待合所にてオサレでない時間と空間を過ごした。

私の登山の前の朝ごはんは、元愛工大名電の今は大リーガーの某選手並みにルーティーンがある。かやくご飯のおにぎりだ。ここで下手な脂っこいものや、なんとなく生っぽいもので胃腸をおかしくしたくはない。かやくご飯がベストだ。お昼用には、得体の知れないハイカロリーなハンバーグオニギリを買った。全く筋が通っていないが、儀式とはそんなものだ。そうこうしていると隣のスタバのシャッターが開いた。世の中そんなものだ。

シャッターが開く前から行列ができているのでさらさら買う気にならないスタバ、どうしてここまで人気があるのだろう。仮にスタバに行くなら私はドリップコーヒーと相場が決まっている。それ以外は謎の赤いランプの前で、出待ちファンの集いをしないといけない。それに比べてドリップコーヒーはレジですぐに頂ける。

それはさておき、そろそろ時間なのでホームに上がる。駅でいう「ホーム」とは決して電車が帰ってくる「家」という意味ではない。「プラットフォーム」というれっきとした英語が語源で日本語文化特有の後部省略の流れにのって後ろの「フォーム」だけになり、日本人の滑舌に合わせ、「ホーム」となった。決して日本以外で「ホーム」とは言ってはいけない。「フォーム」もいけない。

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そんな悲しさいっぱいの由来のホームにあがり新幹線を待つ。この「新幹線」も変な名前だ。「特急」や「快速」と同じ意味合いで「新幹線」という言葉を使っているようだが、実は「新しいメインの路線」という意味のはずだ。並列するならば、東海道本線や、山手線、などと同じ、路線の名前であり、決して車両を指しているわけではない。特急や、快速と同じ意味で使うならば、「超特急」であろうが、それは私がまだ幼い頃は使われていたが、今では全く使われなくなった。だが、安心してほしい。駅の英語のアナウンスでは「スーパーエクスプレスノゾーミー」としてはっきりと、言われている。

6時57分の、のぞみ294。そう、新大阪駅あるあるなのだが、地下鉄やタクシーで来た場合の改札から入ると、ホームはどこだろうと探すときに改札口直上の電光掲示板は裏側は何も表示されてないので、またバックして、仰け反って表示を見ないといけない。あれはなんとかしてほしい。少し高い台に立ってボーっとしている警察官の上ぐらいにも何番線に入るかわかる表示をつけてほしいものだ。

そして私個人だけかも知れないが、「14号車、16A」とかの席だといつのまにか「16号車、14A」を求めてホームに並んでしまうことも多々ある。気をつけなければならない。

というわけで、私たちの槍ヶ岳への長い旅が今、始まろうとしていた。

 

続く

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