山と僕とカメラ

登山初心者のバタバタ日記

北穂高岳敗走記 その6  カレーなる敗退編

徳沢といえば、徳沢園のカレー。大盛りカレー。

時刻的に、少し心配。15時を回っている。荷を担いだまま食堂に入って確認する。

無念 。

14時半で終了だった。いやいや、しょうがないしょうがない。

毎回毎回カレーばっかりも食べてられない。今夜は麻婆春雨だし。うん。

 

前回

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テントの受付、ビールの購入、テントの設営。速やかに成し遂げる。

今までで一番テントの張りが早くて良い、と、毎回徳沢で思わせてしまうこの平らで芝の環境。

と、次第に天気が悪くなってきた。そして雨が降ってきた。

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結果オーライなのか、どうなのか、とにかく無事に疲弊した相方を下界に下ろすことができてよかった。明日は雨でも安心。

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テントに無理やり土間シートを天蓋にして、雨を凌ぐ。これが意外とちゃんとできた。ちゃんとではないけど、できた。そしてその下でご飯。

ゆるキャン大成功。

 

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徳沢には徳沢園、そして徳沢ロッヂという素晴らしい2つの宿があって、その間に広大な芝生のテント場がある。これにより、徳沢園のカレーとソフトクリーム、徳沢ロッヂのお風呂、そして芝生のテント、これで快適なキャンプ生活が過ごせるのである。

というわけで、例によってお風呂に入りにいった。

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風呂上がりは暗くなっているので、ヘッドライトを忘れてはいけない。せっかくきれいになったのに泥にハマっては台無しだ。

 

雨はまだ降っていた。テントの中で時間を潰す。

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明日のことを考えていた。晴れた場合、明日の3時まで何をするか。雨ならどうするか。と考えているうちに、眠ってしまった。

 

たまに目が覚める。トイレに行く。まだ雨が降っていた。

これは、明日も雨だな、明日はここでのんびりと過ごそう、たまには良い。

 

あさが来た。少し晴れている。空は上半分、青い。本日は晴天なり、天気は良いようだ。まんてんのおひさま、とはいかないまでも、まれにさす陽射しが心地よい。これが涸沢だったらとおしんでも仕方ない。今日を楽しもう。私の青空を楽しもう。登山一年目のあまちゃんひよっこな私達に、純情きらりである。

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それにしても、今回は傘を持ってきてよかった。登山はもちろん、テント場での移動には欠かせない。前回の岳沢のパラソルマダムを思い出す。

さあ本日は何をしよう、蝶ヶ岳、時間がない。西穂高山荘までロープウェイ、時間がない。

しまった。もう少し早く撤収すればなんとかなったかもしれない、いや、どうだろう、厳しい気がする。

カレーのにおいがしてきた。ああ、徳沢園のカレーだ、あれを食べようか。。

カレー

カレー

岳沢カレー、前回食べそこねたなぁ、、食べたかったなあ。

ん?

んん?

もしかして、行ける??

想像するより、とにかく地図を見て時間を測ってみた。

い、行ける、行けてしまう。

「岳沢にカレー食べに行こう!」

「おおーー」

決まった。

そうと決まれば撤収だ、大急ぎでテントを片付ける。

これ以上ないスピードだった。カレーの持つ潜在能力にまた感動した。

上高地のターミナルに荷物をデポするので、必要なものだけアタックザックにあらかじめ入れてパッキングする。

大急ぎで歩かなくてもよいが、それなりに時間はない。

今回は上高地でのお風呂は当然なしだ。「カレー>風呂」という公式が成立していた。

荷物を担ぎ上げ、上高地に向けて歩く。

今回で一番相方の機嫌がいい。

天気とカレーの為せる技なのか。

恐るべし。

相方の笑顔を見たのはいつ以来だろうか。ホッとした。

上高地までは、明神まで1時間、そこから更に1時間かかる。

今からだと、上高地に10時、そこで荷物をおいたりして、岳沢登山口が10時半、そこから12時半までに岳沢小屋に着けばいい。13時を回ると、少しやばい。

バスは15時半、せめて14時45分には上高地に着いておきたい。行きにかかった時間と同じだけ帰りも要する。30分の差は1時間の差になるのだ。という事を相方にはプレッシャーになるので、何も言わず、ただ褒めちぎって歩いてもらうことにした。

そうしてひとまず、上高地に定時で到着したのであった。

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荷物を預けて、大福を食べて、いざ、岳沢小屋に向けて出発である。カレーが私達を待っている。

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