山と僕とカメラ

登山初心者のバタバタ日記

伊吹山 冬の装い 前編

伊吹山 1377m 日本百名山のひとつ

その頂にはヤマトタケルノミコトが祀られている、神々の山。

定期的に訪れるようになって、何回目だろうか。

今回も、天候は良くないが登ることにした。前回登ったときにはほとんど雪はなかったが、今回はどうだろう。多少は冬らしくなっただろうか。流石に去年ほどは積もらないのがもう確定してるのだが、今年も、雪には、伊吹山らしい真っ白な斜面を作って欲しい。

 

例によって5時に出発。電車に揺られて、近江長岡駅に向かう。

今回は、ワカンを持ってきたが、新雪でフカフカな感じはしないので、今回は使わずじまいかもしれない。昨年はスキー板を担いでる人がいたぐらいなのに。

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大阪から伊吹山に行く交通手段は

大阪駅から新快速、快速に乗って米原駅へ、そこからJR東海に乗り換えて近江長岡駅へ。注意したいのは、米原で鉄道会社が西日本から東海に変わるので切符のやりくりがめんどくさいことだ。ICOCAでチェックアウトはできない。ICOCAで入った場合は、ICOCAをとりあえず使わなかったことにして、そこまでの料金を現金で払う。そして帰りに、下車する駅、大阪駅であらためてICOCAを無効化してもらわないといけない。

一番簡単なのは、大阪で乗車するときに、米原までの切符を買って、近江長岡駅で追加精算をすることだ。

電車を降りると、目の前に伊吹山が見える。上の方は真っ白に雪化粧されている。

話は変わるが、大阪名物「月化粧」は薄い黄色のサラッとした表面のお饅頭らしいのだが、本来ならば、ボコボコの穴だらけの表面が正しい「月化粧」だと思うのだ。

 

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そこからバスで伊吹登山口へ向かう。ほぼ乗客全員が登山客なので、まるで登山バスだ。休日にしてはやや少ないだろうか。天気があまりよろしくないからだろうか。

 

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10分ほどで登山口に着き、下車する。装備を整える。どのへんから凍っているかわからないので、最初からチェーンスパイクを付ける。まだここはさらっとしか雪はなく、冬らしくないいつもの今季の冬という感じだ。だが、今日は後半から崩れてくるということで、あらゆる天候の対応を心がけたほうが良いだろう。

 

スタート地点から1合目までは植林された杉林を登る。ここが一番足場が悪い。急ではないのだが、浮いた石が多く、足を取られやすい。だいたい帰りで足をくじくのもここだ。足元は滑りやすいと思ったが、まだ雪は着いていないのか、乾いていたのが幸いだ。

何回か切り返しながら上がっていくと、やがて一合目に着いた。恒例、ここで一枚脱ぐ。思ったより暑い。ここからもまだ気温は下がりそうにないので、冬のマラソン大会のようにやや薄着になっても寒くない。

ここからは杉林ではなく、整備された山道を登っていく。影のところは少し雪がついている。だが、殆どは土なので、それが団子状になってチェーンスパイクに付いてしまう。まるで平安時代か何かの履物のようにかさ増しの上げ底の履物になってしまう。それを日向小次郎なみのタイガーショットで飛ばしていくのだ。ダッシュダッシュダッシュ、キックandダッシュだ。

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サッカーの練習を繰り返しながら登っていくと、やっと「冬」になってきた。足元が雪に覆われてきた。見晴らしの良い場所に出る、伊吹山の全容が見える場所だ。がしかし、吹雪で隠れている。

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トイレのある東屋に着いた。が、冬季はトイレは使えない。この伊吹山で使えるトイレはここからはない。

そういえば雪が結構積もってきている。ここでアイゼンに付け替える。まだいいかなというぐらいで、装着している方が、いざとなってへんてこな場所で荷物をおいて付けるのより、良い。と思う。

次第に風が増してきた。雪もけっこう降っている。ここで撤退している人達もいる。

私達も無理せず行こうということにして、とりあえず上の避難小屋まで行ってみようということになった。時間はあまりかけれない。天気は崩れる方向にある。まってても仕方がない。私達は進んだ。最近は多いのか、このへんでも外国からの登山客がいた。なかなかマニアックだ。あと、彼らはやたら元気だ。

 

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ここからはほぼ直登の気持ちで登っていける。一応つづら折りなのだが、夏は行っても仕方がないショートカットが冬は有効だ。

風は強く、雪は深くなっていく。いいぞいいぞ。

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避難小屋まで着いた。ここに入るのは実は初めてだ。

アイゼン、靴を脱いで入らないといけない。きれいなお部屋だ。山頂ではタッチ・アンド・ゴーで降りてくるだろうから、ここで早めの昼ごはんとする。

カップラーメンを作ってすすった。相変わらず涙がでるほどうまい。万平さんばんざい。

窓ごしの外の様子は、猛吹雪だ。実際外に出るとそうでもないのだが、窓ごしは、3倍強く見えるから不思議だ。

少し待って、天候が落ち着いてきたので、出発することになった。

 

つづく