ジャンイチです。
カメラマンです。最近登山にどっぷりハマりまして、それでその記録を書き始めました。少し前になりますが、2018年のGWに上高地、そして涸沢、奥穂高に行った記事をまとめてみようと思います。
残雪期 北アルプス 涸沢へ、そして奥穂高へ
大阪から出発
さてわたしはちょうど1年くらい前から登山のようなもの、を始めて、ようやく涸沢まで来れるようになった。来れるよう、というのは時間的なものではなく、体力、経験、知識、などである。経験はまだまだゼロに等しいが。
GWの涸沢とはいえ、その上はまだ残雪期の3000メートルの山、天気だけは慎重に計画に盛り込み、少しでも低気圧がきそうなら、目的地を変更するプランだった。
出発の1ヶ月前から、てんきとくらす、や10日間天気、天気図を見ながらどうかなどうかなと観察していた。予定通り、当日は高気圧に恵まれた。
今回の予定では
1日目 大阪ー上高地ー涸沢
2日目 涸沢ー奥穂高
3日目 奥穂高ー徳沢
4日目 徳沢ー上高地ー大阪
ハンガーノックさえなければ、日本一親切な登山道が、涸沢カールへと導いてくれます。
4/29出発
夜中、大阪から信州号というバスに乗り、降りて、早朝上高地に到着した。いざ行かん涸沢へ!と、ご陽気に足を進める。そうそう、途中のサービスエリアで朝ごはんも買い、お腹系の準備は万端だ。
今回は軽量化を第1に考えて、ご飯はアルファ米系が中心。涸沢や穂高岳山荘の小屋のご飯もたまに利用します。アルファ米、これがあるとないは大きく違う。
上高地のバスターミナルは、登山客で溢れていた。みなさん慣れた手つきで準備してる。なんとなく、初出場の大会の気分だ。
道具
今回は2人での登山で僕は多めの荷物、パートナーにおくれないように頑張らなければならない。
ザックはマウンテンハードウェアのザック。105Lモデル。これ以上ないくらいでかい。ヘルメットもはBLACKDAIMOND ベイパーヘルメット 通気性があり、蒸れない気がする。気がするというのは大切なことだ。
ロープとギア、アイゼンなど、冬場は荷物が多い。まだまだ少ない方だと思う。
天気予報では気温がぐんぐん20度以上まで上がるので、この朝6時、主発時は寒いけれど薄着で出発だ。どうせすぐに暑くなる。出だしからバテてしまってはいけないいけない。
この登山道は1時間おきにトイレと水道が整っている、という事で、余計な水分を持たなくて済む。涸沢から、明神、徳沢、横尾、とナイスな位置にトイレと水場があるのだ。
横尾到着
4/29
0910分
中間地点の横尾に着く頃にはすっかり夏気温で、半袖で充分だ。
ここからが、登山の始まりである。いや、登山というよりもトレッキングだが。ここまでは、ハイキング。とはいえ、この先も道はしっかりしておりますので安心だ、となぜ私は行ってもないのにわかるのかは、わたくし、ネットで嫌という程、擬似体験しまくっていた。
横尾からは標高がだんだと上がってくので、暑くなるというより、だんだん涼しくなってくる。なので、この温度をキープ、という感じだろう。
靴を登山靴に履き替えて、いざ出発。
アイゼンと登山靴
今回はスカルパ の軽量登山靴、リベレ。ソールは硬く、でも軽い。結果オーライ大満足だ。
アイゼンもしっかり着く。
Scarpa Ribelle Lite OD
これはオススメの一品だ。
で、流石に山開き直後の日本代表の山ふところ、多くの登山客がいる。
私たのペースはゆっくりだ、なので午後に差し掛かろうとしている。雪道が次第に緩くなってくる。一歩一歩確かめながら歩く。
木の根と雪と泥が混ざった道を歩くのは本当に疲れる。精神的にも体力的にも。ふと目をやると、左に見える大きな屏風岩のスケールに目をくらましながら、「いつかはあそこかー」とありもしない事を考えながら歩くと、あやうく足をひねりかねないので注意。
私は癖で、もともと足首が捻挫しやすく、結局この日も涸沢に到着までに、3回ほどいわしましてしまった。サポーターしててよかった。
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