初めての雪山ナイトとモルゲンロート
涸沢の夜は暑いぐらいだった。ぐっすりは寝れなかったのだが、雪の上と思えないくらい快適だった。お恥ずかしながら、妄想イメージでは、「あかん、寝たら死ぬぞ!!」みたいな感じだったのだ。
そう、そう思って、びびって持ってきたダウンパンツ、これが、もう暑くて、結局脱いだ。
4/30
朝。4時ぐらいからご近所さんが動きだす。ふむふむ。
スケジュールでは、4時起床、なんとなく朝食の準備をしながら5時くらいのモルゲンロートを待つ。そして、6時にはいざ奥穂高に出発。
しばらくすると、朝日がようようと穂高岳を照らし、3000メートル付近に集った山人たちは歓声の狼煙をあげた。
なんと美しいのでしょうか。。。
この光景こそ、見るべき美しさ。これてよかった、晴れてヨカっった。
これが、あの、あれですか。モルゲンロートですか。
すんばらしい。
と、ひとしきり感動を得たところで、出発の準備。
こういう時、遅れを取ると焦ってしまうタイプだが、今回は余裕のよしこさんで準備完了。
そう、今回はテントは一泊ここに置いてけぼりで、上の穂高岳山荘に一泊してまた降りてくるというスケジュールだ。
さあ、登るぞ!。