前回↓
穂高岳山荘で一息
奥穂高から降りてきて布団でぐっすり寝てしまい、気がつけば夕方だった。
穂高岳山荘には「太陽のロビー」なる素晴らしい場所があり、そこで皆団欒しているのだが、完全に遅ればせながら馳せ参じると「あ、やっと起きた、来た来た、お待ちしてました」となんだか見たことある人達が待ち伏せていた。
あの要所要所で出くわす二人組だ、ここでも、もちろん、いらっしゃる。
お話に花が咲き、皆さん色々な境遇にある人達で人生を楽しんでおられるようで、楽しく時間を過ごした。
お話の花が枯れる頃、夕焼けに輝く風景を見たいね、という事で、あ、ここから見えるよ!ほんとだ!見えた見えたと、まるで修学旅行の御一行のようにはしゃぐ私たち。
いちおう外に出て撮ってみましたが、凍え死にそう。
と、ひとしきりイベントが尽き果てようとしてたところに、
夕食の時間と相成った。計画的。すばらしい。
そして、立派な夕食。
なんでしょう、この贅沢な時間は。
本当にこれが3000メートルの極地なのでしょうか??
いやはや、山小屋の皆さん、本当にありがとうございます。
今季オープン2日目にして、スタッフの人はバタバタすることもなく慣れたご様子なのは本当に頼もしい限りだ。
穂高岳山荘のご飯
感謝の念半分、目の前のご馳走に気持半分で、いざ、いただきマンモス。
うめえ。
うめえっす。
「あたりまえ」という日常の便利さを感じましたね。
ご飯もおかわりし放題というのは、山小屋ならではの、安全の確保の第一は、健康な身体、のための事でしょうね。
あとは、寝るだけ、なんです。
ホントにホントに。
昔の人、日が暮れたら寝て、朝日とともに起きる、これがどんだけ地球の動物に、あたりまえなのか、ひしひしと遺伝子レベルで感じます。眠いっす。
前から思ってたんですが、日没後の7時から10時にしている事と、夜明け6時から9時に出来る事の量って、大きく違う気がするんですよね。なーんとなく、ですよ、夜はゆーっくりご飯食べて、ぼーっとお話しして、テレビかなんか見る。でも、朝の方は、歯磨きして、洗濯して朝ごはん作って食べて、出社して、昨日やり残した事終わらして、と、色んなこと出来るよーな気がしてならんのですたい。てな訳で、やっぱり朝の活動を重視するために、早寝早起きがいいのではなかろうかと、思うわけです。