梅雨入りですね。
ジャンイチです。
今日は、大阪からギリギリいける山、御在所岳登山のレビューをなるべくきちんしますね。
御在所岳とは
御在所岳 1212m
山頂まではロープウェイでも行ききできます。
ルートが豊富にあり、様々な登山が楽しめます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/御在所岳
アクセス
今回は電車を使ってのんびり。
近鉄電車
三重交通バス
人生初の御在所岳です。心してかかります。
登山開始
ときは西暦2018年4月
朝8時半にバスを降りて登山道を目指します。
今回は「本谷コース」と呼ばれる登山道です。
メインルートは「中道ルート」と呼ばれる登山道ですが、その隣の谷筋を上って行きます。
全体的に大きな岩がごろごろしてあって、それを乗り越えて行きながら頂上を目指します。
例によってネットで入念に下調べし、もうまるで行ってきたかのような情報量を携えてレッツラゴー。
これでも見ると聞くとじゃ、ぜんぜん違うこともじゅうぶんわかった上です。はい。
一ノ谷御在所山の家の右に登山口があります。
最初は全く気がつかずに、思いっきりスルーして、謎の尾根に取り付こうとする始末です。先が思いやられますね。
本谷ルート
正しい登山口から入ると、開けた河原に出ます。
はい、ここからが始まりです。
私たちはハーネスをつけ、いざ、出発です。
一応、本当に一応ですが、ピッケルも一本持って行きます。
谷筋を登るときは私はトレッキングポール要りませんから、意外と荷物少ないです。
お昼はアゼリアという山頂レストランでいただく予定ですので、携行食のみの持参です。ドキドキです。
この日は前半比較的天気が良く、がしかし、後半崩れるということなので、アウターは冬用をザックにぶち込みました。嘘です、丁寧に畳んで入れました。
「後半天気が崩れる」
嫌なキーワードです。すこし、スピードアップしたり、ルート確認を甘くしたりしてしまいがちですが、疲弊したり、コース外れたりと、どんどん状況は悪くしてしまいますので、急ぎたいところを焦らず、しっかり登って行きたいです。
ではじめから結構な岩場が続きます。さすがいちおうバリエーションルート。気をつけて登ります。
途中、ロープで確保しながら上がる練習を安全な岩場でしておきました。
沢はずっと岩だらけ
小さな滝を登りながらどんどん高度を上げて行きます。
ペンキのマーカーが一応あるので、心強いです。
やがて大きな滝が目の前に現れます。
不動滝。
ご立派な滝です。これは直登しないで少し戻り、右岸から巻いて登ります。
ちなみに「右岸」とは上流から下流を見たときに右側にある方を「右岸」と呼びます。
こんがらがるー。
さらに分岐が続きます。と、まるでカーナビのお声のようですが、ほんとに沢の合流が多いです。マーカーも両方にあったりするので、下調べはきちんとしておきましょう。
そう、パリダカのナビゲーター並みに。
大黒滝、ジョーズ岩、など、を乗り越えてどんどん上って行きます。
だんだんと、しんしんと、ヒューヒューと冷えてきました。雪が積もってます。すこし、雪も舞ってきました。
がしかし、そんななか、半パンでグイグイとサンダルで登っていくトレイルランナーが追い抜いて行かれました。
山猿です。もうそれは、命名確定。
しばし、山猿の脅威的身体能力の件でもりあがりつつ、我ら一般人はノコノコと、上って行きます。
お、山頂が見え始めました。
頂上までの最後の最後に、、、
でですね、ここでぐいぐいと登って行ってしまいます。
ほんとは、左右に尾根に上がるルートがあるのですが、それを発見できずにグググと谷の始まりまで上がってしまいました。
周囲は結構な急斜面。尾根までの距離はあまりありませんが、岩場ではなく、湿った滑りやすい土です。
ああ、よかったピッケル持ってきて。。。。
まず私がピッケルで上まで登り、ロープで確保しつつ、ピッケルを下の相方に戻します。
そしてふたりともなんとかかんとか、尾根の道に出ました。
ダメですね。反省。
あ、そうそう、ずーと、岩場のぼりして、最後変な核心部を登った先に見えた登山道。
思わず「やったー道だーーー」と歓喜の雄叫びを上げてしまいました。
そのあと、てくてくとやってくる登山者に、なかなかの視線をいただきました。すみません。
少し寄り道
そして、その超絶歩きやすい登山道から奇岩、大黒岩に向かいます。
絶景です。
ご飯
しばし、撮影タイムをし、昼食の園。アゼリアに向かいます。
このときは閉店間近、感謝フェアで、炊き込みご飯が無料でついてきました。イエイ。
エビ天カレーうどんいただきました。
超うめい。
あんだけ結構大自然とともに、ワイルドに上がってきたところに、ロープウェイでこられたお客さんの混じる、そして、文明の力でできた安全な建物の中で食べている、なんでしょうこのかんじ。嫌いじゃないです。
頂上
山頂はまだまだ冬、真っ白な雪の中、三角点に向かいます。
ここはスキー場も設備されていますので、ゲレンデの中を歩いて行きます。
そして、三角点。やっと50パーセントです。
帰りは中道のメインルートです。
が、何やら相方が、「わらわは疲れたじょ、もう一歩たりとも歩けぬぞ一休」と言わんばかりのやんちゃ姫こと露姫的表情と態度で歩いておられました。
それを察した一休は、「わかりました露姫様、なんとかいたしましょう」と、とんちをきかせ、ロープウェイで降りることを提案しました。
なんということでしょう、ロープウェイは、あっという間に麓まで我ら負け組登山者を麓までおろしてくださいました。ありがとう新右衛門さん。
下山
ロープウェイでは、登ってきた谷を見ることができました。
意外なほど急斜面にみえて、驚きました。
麓では、温泉がありますので、1000円で極楽をいただきましたとさ。
湯の山温泉のバス停時刻表
近々オープンするらしいです。