こんにちは!ジャンイチです!
週末、どこに行こうかと、なかなか決まりませんでした。
前回は比良山系蓬莱山、なんなんでしょうね、どんな良い山でも二連続で行く気にならない、あの感じ。いや、そうでは無い山はもっとある。。。でも遠い。。
暑いし、涼しい高さがいい、となるとやはり、大阪から離れないといけない。六甲山は、高さが足りないし。ネットで探してたら、でました、近畿最難関、弥山、双門コース、いやいや、まだ早い。ちょうどいい山を選べるほど、僕はまだ山をしらないのです。そう、そんなときは
「伊吹山」
です!
こーゆー時は、一度行った事のある山にしないと、下調べ以上の事をしないまま山に入ると恐ろしいことになりますしね、もう今は緑が綺麗な状態だろうし。
「石橋を叩き壊して、鉄筋で」と昔から言ったとか言わないとか。
というわけで、日曜日、JR大阪駅始発の電車に乗って近江長岡へレッツゴー!
冬季伊吹山登山や、時刻表については、以前解説した伊吹山の日記を読んでください♫
JR近江長岡駅
3月以来、久しぶりの伊吹山。お知り合いの方で、月3回登ったとか、見て聞いて、おそロシア。すごいなあー。
電車から見えてくる伊吹山、毎回山の姿が確実に見えるのは独立峰のいいところですね。奈良の奥に「高見山」という山があってそれが「近畿のマッターホルン」と呼ばれてるのですが、どこをどうこう命名したのか、だってなだらかな登山道で、ぜんぜん急峻な山じゃないのです。
不思議だなと思ったら、ある角度からみたら登山道の稜線がまっすぐ圧縮されて登ってない斜面が切り立っているので、それでとんがって見えるのです。ちょうど、包丁を横から見るか、グリップ側から見るかです。なるほど、なるほど。あれ登ったんだと思うと、なんだか不思議です。
JR近江長岡駅では、前回とは違って人がいっぱい。春って感じですね。そうそう、ここではICOCAが使えません。現金で精算し、帰りの降りる駅で、改札のデータを入れてもらいます。なので、ここでプチ行列ができますので、お急ぎの方は、あらかじめ、「切符」を買って乗ってください。
伊吹山はお花畑の山です。私は、まだ、あんまりお花には興味が湧いてないので、以降、花の写真は一切ありません。ここにしか咲かない花、どこかで聞いたことあるフレーズですが、あるらしいです。バスは2台準備されてたように思います。私たちは1台目にのったのですが、降車時に後続でもう一台来ましたので。
そんな事より、例によってバス会社の看板が何より目立っております。このモデルのモチーフは誰でしょう。篠原涼子さんっぽい気がします。何故に、というのもこのあたりは、昔スキー場だったというのもあって、なかなか渋い看板が残ってます。それを楽しむ人は、まあいませんが、日頃のデザインのアイデアに詰まった方がいらしたら、紹介してあげてください。
気がついたんですが、「煮詰まる」ってのは「話し合いの結論が出る」ですが、誤用が多く、「行き詰まる」とかの使い方をする人が稀にいます。
もしかしたら「〇〇に詰まる」のヒアリングが作用して「につまる」の誤用が始まった説。
A「アイデアに詰まったわー」
B「アイデア思いついたん?」
A「いやいや、逆」
B「あ、そう?そういう使い方やったんか」
的な。
伊吹山登山口
登山口では新たに登山案内所が開設してて、受付に人がきちんとおられました。入山料300円。これで山の環境保全費用に充てるようです。
館内にはお花の資料館みたいなんがありました。天井のいにしえスキー板は見ものです。
忘れ物ボックスもあり、これで命以外なにか落としても安心です。
きれいな管理棟。みなさんご安全に。
お花の資料館。この、ふんいき。この雰囲気。
いにしえのスキー板。かつての賑わいの象徴でしょう。
では、張り切って登ります。高低差なんと1200メートル!登山自体の不明瞭なルートは一切ないカジュアルな割には屈指の高低差(笑)
装備は前回とほぼ同じ、いや、もっと少ないです。というのも、伊吹山は火気厳禁の山という御触れが出ております。昔、ガスコンロを持ってきた登山客がどんどん行方不明になるとかがあったとかではなく、おそらく、国定公園内とかの法的解釈か、誰かが山火事起こした、とかそんな感じでしょうか。
というわけで、今回は、山専ボトルです。
これは何時間経っても熱々のお湯を保てるすごいボトルなんです。重さ的には、断然ガスの方が軽いかもしれません。ですが、調理自体ができませんので、今回は久しぶり登場、カップラーメンです。これでトータル激軽になりました。
「天気とくらす」を見たら、山頂15度とかなので、風も吹くし、薄手のアウターを一応持っていきます。まずは半袖とベースレイヤーと短パンでスタートです。
さあ、まずは、例の1合目までのドロドロ道のために、ゲーターをつけます。ここだけ必要なんです。
伊吹山はご丁寧に1合目から9合目まで「表示板」があります。で、今回はそれを目安に、前回の蓬莱山でも取り入れた「かかとあげたまま登るトレーニング」
これを、また採用しました。
しかーし、やはり全て終始、かかとあげて登るのば、絶対キツイし、危険なので偶数合目だけのインターバルとしました。
では、あらためまして、おさんティなゲートをくぐって、例の1合目まで、ダラダラとやや湿ったドロドロのつづら折りを登ります。ここは一年中どろどろなんでしょうか。
きっとそうじゃない、来た日がたまたまなのです。
この延々と続くつづら折り、今回、帰りに数えました!ヘアピンカーブの数は「19」です!なので10超えたら、「もうすぐだ」と思って大丈夫です。みなさん、この数を糧に張り切って1合目を目指しましょうー!!!
1合目
この建物のベンチで、ゲーターとかスパッツとか呼ばれてるのはここで外します。外すと涼しいー。
今回はハーフパンツに薄いベースレイヤーですので、暑くても快適です。虫にやられますが。。。
ここから2合目までは鬱蒼とはしてなく、少し開けた登山道です。
とはいえ、登山道はガレガレした道ですので、抜けた空を見上げ歩いてたら、グキッアンド即下山になりかねません。気をつけて。
2合目
ここからは、さらに見晴らしが良くなります。
「ああ、もうこんな高くに上がってきたんだ。俺すげーー」
ってなりますが、落ち着いてください。まだまだ先は5倍あります。
でもこの感じが伊吹山ですね。盛り上げ方を知ってる山、伊吹山。
背中から日差しが確実にあたりますので日焼け止めしてください。あと、虫除けも。
ここからゆるーい道をしばらく突き進むと見えてきます。勇姿が。
3合目
目指す伊吹山の山頂が見えます。
のはずでしたが、逆ラピュタ状態で、山頂は雲の中。残念。
3合目には、トイレがあります。
山頂までのラストオブモヒカン、ではなく、ラストオブトイレとなりますのでしっかり準備を整えましょう。お花畑も管理された状態でご覧になれます。
そうそう、日頃、トイレに行きたくてしょうがない時、こんな事を思ってみてください。
「図書室、本屋、プールの消毒槽、滝」これらを思い出す事で、さらに行きたくなってしまうでしょ。ですので、普段は決して思わないでください。
(続く。)