以前、淡路島で買って帰った「オニオンスパイス」という調味料が凄まじく万能、かつ適切に味を調味してくれる。
そしてスーパーマーケットで買ってきた、なんて事ない鶏胸肉。
これをアジの開きのやうに半分の厚みに切り広げる。
その肉両面に包丁で切れ目を格子状に入れる。
先ほどのオニオンスパイス
を振りかけ、擦り込む。両面擦り込む。親の仇ぐらい擦り込む。
そして、熱したフライパンに油を入れ、強火で皮面から焼く。
もちろん一瞬で台所がすりっぴーになるので、換気扇は全開、かつ、フライパンの蓋で手前をディフェンスする。
両面を3分づつほど焼く。
弱火もしくは中火、この辺は出てくる湯気で察しながら蓋をして蒸らす。何度か裏返し、酒を少量入れさらに焼き蒸らす。
もういかな、ぐらいの手前でキノコややや厚めに切った玉ねぎを入れ、炒め合わせる。
肉から出た汁がちょうど野菜に絡みついて味をつけてくれる。
肉布団のように野菜の上に鶏肉を置くと、さらに効果的な気がする。
3分程度で野菜もいいタヌキ色になる。
肉を取り出し、そのままでもいいし、一口大に切り分ける。
野菜と一緒に皿に盛る。
「鶏肉とキノコのオニオンスパイス焼き」の出来上がり。
と同時にキックオフである。
ノンアルコービールを片手に、肉を片手に、眼球はサッカーに。至高である。
程よく満足したら、「バイス」である。
梅紫蘇のシロップに、焼酎、炭酸水を入れた、なかなか止まらない飲み物である。
サッカーを肴にこれをいただく。たまらん。
そうこうしていると、つい、寝てしまった。
サッカーはまだやっている。
明日は4時起きで、5時過ぎには出発である。
ふとテレビの時計をみると、
「05:03」
ええええ!!
たいへん!!
さっさと片付けて、用意をしようと、家の時計を見ると、
夜の12時
あ、そっか、録画か。
という、焦った夜が、この前ありました。でした。
料理の写真がある!と思ったあなた、そう、写真が大切な事が分かっていただいて嬉しいです。