山と僕とカメラ

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登山初心者のバタバタ日記

木曽駒ヶ岳 宝剣岳 年末年始 厳冬期登山 初日の出編

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2020年1月1日 元旦

朝、目を覚ますと、部屋は電気がついて明るく、既に同室の人は誰もいなかった。食堂に降りると、宿泊のみんなが外に出る準備をしていた。日の出までまだ1時間くらいはあるが、初日の出を、思い思いの場所で見るためだ。中岳に行くもよし、伊那前に行くももし、木曽駒ヶ岳に行くもよし。私も防寒の用意をしてカメラを持って外に出る用意をする。どうやら天気は絶好のようだ。だが外でじっとしてる行為はとても寒い。持ってきた服を全部着込んで外にでる。寒い。風は強いので、ドローンはやめておく。すぐそこの乗越から日の出は見れるので、その周辺をうろうろする。伊那前岳の方に人が集まっている。そこからはモルゲンロートの宝剣岳がきれいに見える。空は青から赤紫に変わっていく。

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前回

 

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初日の出

乗越の高台にて日の出を待つ。次第に向かいの南アルプスの稜線がキラキラと輝き始める。写真ではなぜか表せない微妙な光だ。その向こうの富士山の斜面が明るくなる。一瞬眩い光が差し込んでくる。日の出だ。

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一斉に歓喜の声があがる。目が慣れると太陽の輪郭が見えた。太陽はぐんぐん登りまさに正月の朝、というめでたい光景となった。

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感慨深いものを感じながらじっと太陽を見つめる。この一瞬はもう二度とこないのだ。これは毎日の事だが、いつもは気にしない。

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一通り太陽が出切ったところで、小屋に戻る。初日の出を拝む、というのはどういう事なのだろう?宗教なのか、民族的文化なのか、いまいち確信がない。

 

 

初朝食

7時30分、ちょうど良い感じで朝ごはんができた。例によって、主人ワンオペの作業なのでみんなで配膳を手伝う。朝はなんと、やはり、去年と同じく、プチおせちっぽい献立だみんなで新年の挨拶をしながらゆっくりいただく。

(写真は去年の朝食。今回、撮り忘れた。)

 

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今日は特に急ぐことはない日だ。こういう日を設けるのはとても稀で贅沢だが、焦って無理して行動するよりもはるかにリスクが低くなるからそ安全面では良い。たしかに予備日1日あれば、他の山にも行けるだろう。だが、今回の目的は一点、宝剣岳登頂なので、3日間で一番状況が良い時に登りたかったので、余裕のあるスケジュールを組んだ。昨日が良くて今日が悪化していたら、昨日登っていただろうし、昨日しか登れないならば、諦めてたかもしれない。今日の午前でまとめて登って麓まで降りる事もできるかもしれないが、それはそれ、万事がうまくいったならばの本当の予備日ができただけだ。

 

剣岳

とにかく、私は、今、宝剣岳に登るにはうってつけの状況を得た。風も弱まっている。

皆は木曽駒ヶ岳に行く準備をしている。天気が良いので皆、昨日行けなかった木曽駒ヶ岳に登るのだ。時間と共に人は少なくなっていく。荷物を全て食堂に下ろして、片隅で準備を進める。goproをヘルメットにとりつけ、これまたヘルメットに取り付けた予備バッテリーと繋ぐ。これで止まらないはずだ。

カメラはザックに入れる。ハーネスにセルフビレイコードを結びつける。メインロープはなし。スリングを数本持っていく。

暑くはならないので、着込む。ピッケルを2本、アイゼンをしっかり確認する。ゴーグル、グローブ、ちゃんとある。

いざ出発。外に出ると、テント組の人たちも出発の準備をしている。主人がちょうどいたので、宝剣岳の状況を聞いてみる。ルートは2種類あって、夏道のトラバースか、稜線沿いの冬道。

状況は悪くないとのことだった。安心。でも過信は良くない。人はぞれぞれ違う。小屋開けの準備で千畳敷から小屋まで毎日アイゼン無しで3往復するというツワモノの「大丈夫」はなかなかハードルが高い。

とにかく、天候が悪くなる前に出発。Goproも回っている。ゴーグルのヒーターもランプが点灯している。

 

つづく。

 

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