立山
仙人温泉小屋 仙人温泉小屋は、秘境・黒部の中でも最も奥深い位置にある。阿曽原温泉から剣岳への北方稜線には阿曽原温泉小屋、仙人温泉小屋、仙人池ヒュッテ、池の平小屋、と4つの小屋があるがそのどれもが環境とともに個性豊かな山小屋と言わざるをえない…
お盆の剱岳別山尾根ルートは多くの登山者で賑わう 前回 www.yamakamera.com お盆の剱岳別山尾根ルートは多くの登山者で賑わう まずは一服剱を目指してウォーミングアップ 一服剱の頂上は一服させられる見事な前剱を見ることができる 6時50分 前剱頂上到着 大…
10時 室堂、ここから立山三山がよく見える。多くの人がいる。6割が登山客で残りは観光客といったところか。雄山に向かう道、そして私達のように雷鳥沢に向かう道、この2つに登山客は分かれる。整備された石畳を通っていくと、大きな池に出くわす。みくりが池…
今年のお盆は長期休暇なので、いざ立山の剱岳に登ることに。 登山計画 剱岳 機材 ザック 21時50分 出発 午前5時 午前5時30分 5時45分 6時10分 6時30分 7時15分 7時50分 8時00分 8時17分 8時40分 9時 室堂到着 10時 室堂出発 登山計画 8月の盆休暇、どこに行…
「山って素敵ですよね、でも体力的に無理かも〜」っていうじゃないですか。たしかに山の景色を眺める高い場所まで行くには、リュックサックに荷物を持って歩いて登らないといけないという過酷な試練が待ってます。 精神的な問題ではなく、体力的に難しいとい…
帰りのバスの予定時刻までまだもうすこしあるが、充分癒されたので、早々にバスターミナルに向かう。 温泉&ビールの後のザックは重い。本当に重い。何が入ってるんだろう。誰かが石でも入れたか。 とにかくこの重さとも、あのバスターミナルまでの辛抱だ。そ…
雄山を下りる。この先を降りると、一旦「一の越」という場所につく。そこまでこの坂は、延々とガレ場になっていて非常に危ない。しかも下からわんさかと登山者が登ってくるので、避けながら譲りながら石を落とさないように歩くのはなかなか難しい。 室堂から…
この空間は特別だ。目の前に悠然とした山を見つつ、ここで食べようと決めたとっておきお菓子と、沸かしたてのコーヒー。インスタントだが。 そして、この朝の太陽が景色を彩るために光を注ぐ。これほど大胆で優雅な一瞬はなかなかないだろう。違いをわかろう…
目が覚めた。何時間寝ただろうか。横になってても、頭が痛くてしばらく眠れなく動けなかった。いつのまにかお薬が効いて、眠っていたのか。今は状態は良く、頭痛も治まっていた。あの痛みは、なんだったんだろう。 とにかく良くなったし、じゅうぶん横になっ…
何は無くとも、ビールである。がしがし、持ってきたビールは冷えてないので、隣の雪渓でまず、冷やす。 テントも張り慣れて来た。とはいえ、テント泊を始めてまだ半年も経っていない私たちが「慣れた」と言ってもまだまだ不慣れだということはわかっている。…
「おおおー!?!おお??、、、!どどどど、どしてーー?!、なんでーー??!」 「いやー!!ジャンイチさんーーー!!」 「ひゃーーー!!」 「びっくりーー!!!わらけるーー!」 こんな事があるだろうか。あのゴールデンウィーク、涸沢で出会い、愉快…
彼らと初めて出会ったのは、今年のゴールデンウィークの穂高だった。 その時、私達は上高地から涸沢へ行き、一泊し、次の日の早朝、雪山を登って穂高岳山荘に着いた。まだ午前中であるが急登を登り終え、お腹がペコリンコであった。 アイゼンを外し、山荘に…
見渡す限り、右を見ても左を見ても後ろを見ても山、山、山。これこそが立山連峰だ。 こんな絶景がみえる場所まで汗ひとつかかずに来れるすこしずっこいのも含めて、立山のいいところだと思う。富士山だって5合目からだ。駿河湾田子ノ浦から富士山に登るツワ…
何駅か停まるたびに、登山の姿ではない人達が降りる。そりゃそうだ。電車の終点の立山駅までにも、うちの田舎より立派な街が沢山ある。 そこまで通勤通学で通ってる人達がいててもおかしくない。遠くから夜行バスに乗ってわざわざ山に登りに行く私達をきっと…
窓の隙間から明るくなった街が見える。 スマートフォンで現在地を確認すると、どうやら富山駅近くまで来たようだ。天気は良い。 到着時刻に着きそうだ。実は、次の電車の乗り継ぎにあまり時間がなく、それを逃すと、30分は待たなければならないのである。 前…
大阪から立山にバスで行く方法は調べた限りでは2通りあった。 ひとつは大阪から富山駅にバスで行き、そこから黒部アルペンルートを使って、富山地方鉄道の電車、そしてケーブルカー、最後にバスを乗り継いで行く方法と、もう一つは、大阪から富山駅にバスで…
わたしは有馬温泉に来ている。といっても、いつもの山登りではない。仕事である。なんとも言えない違和感がそこにはあった。なんとなく感じてはいたが、有馬温泉は、落ち着いた高級なリゾート地として確たる地位を保っていた。敷地には広い庭園と、奥にはな…