山と僕とカメラ

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登山初心者のバタバタ日記

ジャンダルム

【連載】令和の一発目はGWに涸沢テント泊 北穂高と奥穂高 その7 奥穂高岳~穂高岳山荘編

奥穂高岳 標高3190m 富士山・北岳に次いで日本で3番目の高さを誇る。長野県と岐阜県の最高峰。穂高神社の主祭神「穂高見神」が降臨した場所とされ、嶺宮が置かれている[13]。南方へ続く稜線には、馬の背、ロバの耳、ジャンダルムなどの難所がある。 (Wikiped…

【連載】令和の一発目はGWに涸沢テント泊 北穂高と奥穂高 その6  涸沢の夜~穂高岳山荘編

昨日とは打って変わっての快適な涸沢テント場。 青と白の世界。ぐるり穂高の稜線に囲まれた涸沢カール。これが見たかったのだ。 そしてここの日没は早い。明日、登る奥穂高の右手にあるコルの部分に陽が沈む。まだ時間は夕方にさえなっていないが。 日が沈む…

岳沢からジャンダルムへ その9 華麗なる重太郎新道下山編

人はなぜ山に登るのだろうか。 という永遠のテーマがある。 よく「そこに山があるから」というが、実際はどうだろう。 前に14サミットの登山家の竹内洋岳さんの講演を聞きに行って、その中で同じようなテーマで喋っておられた。彼の答えがすんなり入ってきた…

岳沢からジャンダルムへ その8 ジャンダルム復路編

ここ、ジャンダルムから奥穂高に戻る道は、行きと同じだが、行きは下りがメインだったのだが、帰りは登りが多い。それはとても嬉しいことだ。崖は登りよりも下りが難しい。木登りと同じだ。下りは足場が見つけにくい。そいうわけで、幾分安心感があった。慢…

岳沢からジャンダルムへ その7  ジャンダルム編

山荘に戻った。すっかり夜だ。 乾燥室にたちより、服を回収する。寝室の前の廊下で荷造りをする。明日は午前3時起き、4時出発。日の出が5時位なので、4時半くらいから明るくなってくるはずだ。ということは最初の30分が暗闇だということである。ヘッドラ…

岳沢からジャンダルムへ その6  奥穂高岳から穂高岳山荘編

時刻はまだ13時半 本日は1時間ほど降りた穂高岳山荘に宿泊するだけなので、まだまだ時間がある。 明日の目的地、今回の目的地、ジャンダルム様が真正面にそびえ立っている。たくましく立派な出で立ちである。 明日はそんなに天気は良くないという情報だった…

岳沢からジャンダルムへ その5  吊尾根から奥穂高岳編

紀美子平から奥穂高につづく一般登山道が吊尾根と呼ばれる尾根沿いに続いている。 写真で見るとなるほど、吊橋の様にきれいに湾曲している。両サイドにきれいに圏谷ができているので、こんな感じになったのだろうか。 この道、吊尾根も、ここ紀美子平から奥…

岳沢からジャンダルムへ その4  紀美子平と前穂高編

岳沢の重太郎新道というのは、穂高岳山荘をつくった今田重太郎、彼が一般登山客の安全を思い、一生懸命作った道である。その途中に「紀美子平」と言われる場所がある。 そこは、岳沢小屋から前穂高に行く途中、そして奥穂高に行く分岐点となっているところで…

岳沢からジャンダルムへ その3 岳沢小屋編

次第に見通しが良くなっていく。岳沢という場所を登っているのだが、実際の沢は大きな石がごろごろ転がっていて歩けないので、その沢沿い雨の登山道ができている。標高が上がるに連れて沢に近づき、所々木々のない場所から穂高の山脈が見えてくる。 前回 www…

岳沢からジャンダルムへ その2 出発の朝編

上高地、北アルプス南部登山の出発点。ここからは様々なルートを通ってアルプスの山々へ行ける。 前回 www.yamakamera.com バスターミナルから、南に引き返すように行くと焼岳、その途中の尾根を上がると西穂高岳、梓川沿いを真っ直ぐ行くと、横尾という分岐…

岳沢からジャンダルムへ その1 準備編

槍ヶ岳から大阪に帰ってきた。 www.yamakamera.com 帰ってきたら、荷物をバラして、ごみ捨てと、洗濯に掃除と大変である。 が、意外と洗濯物は少ない。着回し大成功だ。 ゴミもこれが一週間暮らしたゴミかというほど少ない。 テントは洗ってスタジオに干す。…