山頂で食べるカップラーメンのおいしさは、何度も訴えてきた。それはもう、はい。それはもう。
これほどまで、簡単に至高の一品が味わえるのは、そうそうない。子供のころ親から禁止させられてた理由がわかる。そういえば、U.F.Oというやきそばカップ麺を初めて作ったとき、お湯と共に、ソースも振りかけてしまい(当時は粉のソース)お湯を切るときに、見事にソースが出てしまい、すごい薄味のまずいやきそばカップ麺だった事を今でも忘れない。これは、かなりの人がやってしまってると思いたい。そもそも焼いてないのに「やきそば」とは凄い。
あ、そんなことよりカップラーメン。
そんなカップラーメンにも、欠点がひとつだけある。
ひとつだけしか欠点がないというのは、もうそれはほぼ完璧な存在なのだが、それでもその欠点がなかなかネックな時がある。平時はない。
それは、何個もカップラーメンを持って山に行くときである。何個もということは、テント泊決定である。ザックはテントやシェラフで重くなる。
登山はとにかく容積を減らし、軽量な方がいい。あんな荷物持ってるのにカップラーメンの3つや4つなんて事ないと思うかもしれない。
実際あまり変わらないかもしれない。がしかし、あとちょっと減らせたらザックが小さいサイズになるのに、とか、下山でなんで空のゴミをこんなに大きな袋に入れないといけないんだ。とか、色々あるわけである。
というわけで今回はなんと、カップラーメンを何食も持っていってもあんまり荷物が大きくならない工夫をご紹介します。
まず、スーパーやコンビニでお好きなカップラーメンを買ってきます。
そして、一番最初に食べるつもりの以外のカップラーメンを開封し、中身をジップロックやビニール袋に入れます。カップは廃棄します。
それだけです。
カップラーメンの容器は使いまわしで使用します。蓋も捨てないようにしましょう。
これで帰りのゴミはカップラーメンひとつになります。
もうこれであなたのザックは一回り小さくなるでしょう。ならんか。
準備する
山に感謝する
食べきる
次の日、ジップロックの麺を入れる
山に感謝する。
では、楽しい登山を。