こんにちは、ジャンイチです。
今回は登山に参考になるかもしれないという事で、とある山での撮影の時の機材を紹介します。
仕事での山カメラ機材
登山といえば、体力に余裕を持たせるために、なるべく荷物の重さは減らす工夫をされますよね。削るところは削り、リスク回避のため増やすところは増やします。
今回は、山の中での撮影。
仕事の写真と動画でのモデルありの撮影です。
カメラ周辺
カメラは一眼レフカメラ2台
▪️Canon80D
今回は動画がメイン、ジンバルに載せた時のAFコントローラを省略したので、AFの強い機材で。ミラーレス機ではありませんので、少し重いですが、軽いです。
▪️Canon5Dmkiii
緊急時のカメラ。緊急時はメインと同等が望ましいのですが、メインよりさらによりスペックの高いカメラをサブにすることで万全体制。「代打、八重樫」的な感じ。まあ、重いですが。。。
でも、そろそろ買い替えどき。
その後、ミラーレスのSONY A7IIIを導入いたしました。解像度は5DMk3と同等ですが、高感度、4K動画に優れています。
▪️LP-E6(カメラ) バッテリー 12本
終日使用予定の2倍の量は必要、動画撮影、温度低下、山行での充電不可に対応必須。
削りたいところですが、削れません。
SONY A7IIIはモバイルバッテリーの常時給電が可能です。屋外にはとても便利です。
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レンズ周辺
レンズ
全ての画角をカバーしつつ、かつボケ味のあるレンズが必要でした。
▪️EF-s10-22mm
使用頻度大、軽くて良い。F値がやや大きい。
▪️EF-s18-135mmUSM
使用頻度小、レンズ交換が危険時の場合、これをつけてシンプルな装備で。これも開放値は大きい。
▪️sigma 30mm 1.4
使用頻度中、モデル撮影のため、ボケ味のある開放値1代のレンズが必要のため。
▪️sigma 50mm 1.4
使用頻度大、同じくモデル撮影、その他印象的な撮影時に、APSではフルサイズ80mm程度の感覚。
▪️EF16-35mm 2.8
使用頻度ほとんどなし、夜間撮影用、夜間撮影が中止のため。
▪️EF24-70mm 2.8
使用頻度小。本来は使います。でも、5Dの運用がなかった事と、ほとんどを30mm、50mmを使い、画角の調整はワーキングディスタンスの調整で行いました。
この辺のことは、また、後日。
▪️EF70-200mm 2.8
使用頻度大、藪に分け入らない場所、望遠効果、ボケ効果と、大忙しのレンズ
▪️EF100mm2.8マクロ
使用頻度大、虫、葉脈等、インサート用のカットに大忙し。
▪️接写リング
使用頻度なし、たまたま今回はなし。
▪️1.4テレコン
使用頻度なし、同様に今回はなし。必要ではない、とはいえない。
▪️NDフィルター
シャッタースピード固定、絞り開放、感度最低域において、適正露出を出すため、はい、滝とか以外でも使います。
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特機
▪️DJI RoninM
滑らかな移動ショットを撮るため。小型のOSMOジンバルは一眼レフが載らない=ボケ味のある絵が撮れないので、小型とはいえ、メインでは却下。
▪️DJI roninグリップ+ small rig25mmサポートフィート
本来なら、イージーリグを着て使うroninだが、今回は軽量化のため、このグリップとサポートの足でカット以外の時間にすぐ置けるよう、対応。がしかし、風に注意。。
▪️RONINバッテリー
バッテリーの持ちは良いです。
▪️フィールドモニターx2
ronin 用と、三脚用。
▪️モニター用SONYバッテリー3本
モニター用バッテリーとして。
▪️HDMIミニケーブル
回避手段がないときは必ず予備を。
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その他カメラ
▪️DJI OSMO
メインのroninが不調時、もしくは狭い場所での広角撮影時に、今回は使用せず。
▪️オリンパス STYLUS TG-Tracker
水中撮影用。
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ドローン
▪️DJI mavic air
phantom 4は大きすぎるので今回はmavic air
▪️バッテリー8本
だいたい15分程度で切れるので、8本でもギリギリでした。常にモバイルバッテリーで再充電しながら撮影。
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三脚
▪️マンフロットカーボン三脚055cxPRO
カーボンで軽いしっかりした三脚。ある程度の高さからの撮影も可能。
▪️雲台MVH502AH
動画撮影がメインのため、ビデオ用雲台。
一眼レフはレンズが重いので、割としっかりした雲台が必要。
▪️レベリングセンターポール
水平機能のため。
▪️ベルボンクイックシューQL-635x2セット
とにかく載せ替えが多いので、雲台、ジンバル、と全ての場所に台座をつける。
▪️マンフロットミニ三脚
低いアングルを素早くこなします。
バッテリー
▪️ポータブル電源 RAVPower 20100mAh×2個
屋外での充電のため、100vプラグが付いているのであらゆる充電が可能。ただし、重い。
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ザック
ザック
▪️mountain hard wear の105L
ちょいちょい出てくるこのザックは容量も大きいが、正方形型のマチなので、カメラの荷物が入りやすい。
詰め方は下の方に、衣服や備品、ハードケースに入れらたもの。上の方にカメラやレンズ。対荷重対策と取り出しやすさを考慮して。
フロントには2つのポケットがあり、そこに上着等いろいろ入る。今回はハイドレーションもその中に。内部に入れた時の万が一の水漏れ対策のため。
▪️ブリッツ28
BCより少し離れたところで撮影の場合、レンズをクッションカメラケースごとブリッツ28に入れ、素早く行動する。
▪️KATA カメラバッグ 3N1-22 スリング バックパック
ronin Mの持ち運びでソフトケースはこれが一番小さい(軽くはない)
その他
▪️カメラソフトケース
ザック内に入れるソフトケース。衝撃、耐荷重のため。
その他
▪️各種バッテリーチャージャー
ホテルや、山荘、移動時でも充電するため。
デジタルは電気がないと仕事ができません。
▪️iphone x
天気等の情報、mavicのコントローラブラウザとして
▪️レンズクリーナー
しょっちゅう汚れますので。
▪️ブロア
しょっちゅう汚れますので。
▪️ジップロック
防水防塵のため、バッテリ等はここに入れる
▪️グランドシート
BCの機材置き場として、ただし今回は使わず。
▪️傘
雨の時に
▪️速乾性タオル
なにかと拭く事がおおいです。
▪️高機能腕時計
日の出日の入り、コンパス等大活躍です。
▪️サコッシュ
バッテリーや、予備レンズを入れるのに重宝。
▪️モバイルバッテリー
カメラバッテリーの屋外充電用も兼ねて。カメラのバッテリーは、多すぎすぎても重いし、少ないと終わるし。
ギリギリだと、それらを一晩で再充電充電しきれない。移動中も充電。
▪️マスキングテープ
バッテリーの区別などに。
▪️セロハンテープ
ゴミ等をまとめるのに便利。小さくなります。
▪️ビニールテープ
あらゆる場合に対応しないといけないので、整形外科医として。
▪️ その他トレッキングポール等山行用は、あまり代わり映えはありません。
工夫
▪️見えない工夫
カメラのストラップはパラコード等で小さなループを作り、MAGPULのスリングで留めてます。これは、ジンバルに載せた時等にストラップは不要になる事からそうしました。
▪️レンズフードは50mm、70-200mmのみ使用。
他は効果が薄いので却下。そのかわり、毎回レンズを拭きます。
まとめ
山荘泊を利用し、テントや寝袋はなし、にして、食事も最小限の携帯です。
それでも40キロは軽くオーバーしますが、背負える範囲で、これだけ持ち込めるのは、機材が軽くなったという事でしょうか。
細かいものはまだまだありますが、取捨選択してこれは、というものを載せてます。
仕事と遊び、でもちろん道具は全く違いますよね。
機材を増やすと、重くなり遅くなり、せっかくの楽しい気分も台無しです。
目的を絞って機材選びをし、素敵な山登りをしましょうー!