山と僕とカメラ

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登山初心者のバタバタ日記

【連載】令和の一発目はGWに涸沢テント泊 北穂高と奥穂高 その2 出発編 上高地〜横尾

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アルピコ交通の長距離バスは発車オーライネットで予約。

いつもお世話になってるこのサイト、焦って往路復路が逆で予約してしまいやすいので注意を。予定した日が満席でも、毎日見ていればポツッと空く日があるので辛抱強く。

男女の予約は特に注意、同性で隣り合う席が決まってしまう時があるので、4列の場合、2席並びで空いていないともしかしたら空席がバラバラであっても予約できないことがある。その場合は例えばA席が男性がすでに予約していたら隣のB席は男性しか予約できないのだ。

今回は最初4列バスが男性1席だけ空いていたので取り敢えず私の席を確保。次の日、3列バスが女性1席空いたので相方の席を確保。取り敢えずバスは違うが同じ時刻に上高地に着けることとなった。その後、3列バスに男性の空席が出たので私のチケットをそちらに変更。席は並びではないけれど、同じバスで行けることになった。

帰りはふたりとも同じ4列バスが確保できた。これも席は違うけど。

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前回

 

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雪崩が多いらしい

出発前に天気が暖かくなったり、寒くなったりが繰り返されたためか、雪崩が発生しやすい状況らしい。岳沢で大きな雪崩が発生したり、涸沢でもけが人はいないものの、雪崩が発生している。全国各地の山で事故が起きているようでいつも以上に慎重に、臆病にならざるを得ない。岳沢の雪崩に関しては岳沢小屋のブログに詳しく書いている。

雪崩にご注意ください | 岳沢小屋 | 槍ヶ岳山荘グループ

 

21時30分 大阪出発

バスは夜、21時30分に阪急梅田駅の高架下のバスターミナルから出発する。ターミナルにはトイレがあるので、済ませておく。バスの中にもトイレはあるのだが、なんだろうあの行きにくい空気感は。チケットはスマホでメール画面を見せれば大丈夫。軽量化に一役買っている。休憩は一回ある。

5時30分 上高地到着

明朝05時30分バスは上高地バスターミナルに到着。すでに全国各地からバスが到着している。この時間なのにバスターミナルは賑やかだ。準備、まだ登山歴の浅い私達はなかなか手際が悪いので結局出発する頃には誰もいなくなってる。

まず、服装を整える。ターミナルには広いロビーがあるので、そこで準備。やや霧雨が降っているので、早速バーサライトジャケットを着る。下はハードシェルのまま。膝と足首にロキソニンジェルを塗り込む。爆発しないでおくれよと。朝ごはん、途中の休憩で買ったオニギリ2つを食べる。水はターミナルで湧いているのでそこで500mlを汲む。

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6時20分 上高地出発

時計を撮影しておくと、何時に何をしたかが後でわかりやすい。

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天気はまだ大丈夫。今後が不安だが。気温は寒すぎずな程度。

まずはかっぱ橋へ。ここにはライブカメラがあって、出発前から確認している。登山者の服装を見たりして、本番のレイヤリングの参考にしている。さらにこのライブカメラは自撮りにも役立つ。ライブ画面をスマホでキャプチャすればよい。これは帰りに撮った写真。

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ほら、簡単。後ろの穂高連峰もバッチリ。

行きは雨なので、スルー。水たまりを避けながらまずは明神まで進んでいく。

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雨よけの処理を施し、皆、山の奥に進んでいく。

濡れるだけでなく、水が染み込み重くなるので防水処理は大切だ。特に着替えなどはしっかりと防水サックに入れておかないとだめだ。

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7時20分 明神館到着

一時間後、明神館についた。ここで小休止。トイレがある。水道はないが、自販機があるので飲み物がほしいときはここでも確保できる。ここまではアップダウンは一切なく、道もとても整っている。かつてはここが登山の起点だったらしい。ここからスタートできたらなんとも楽ちんだろう。ただし、山越えしないといけないが。

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明神岳が雲に隠れている。帰りに見えたら嬉しい。

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若干天気が回復してきた。気を取り直して出発。

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雪が現れ始めた。ただ、本日は雨。涸沢は雨なのか雪なのか。心配だ。気温は低くないので雨かもしれない。

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古池に波紋、雨。やまない。

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猿は今日ものどかにじゃれ合っている。喧嘩しているのかもしれない。

8時20分 徳沢到着

徳沢のキャンプ地が見えてきた。テントは少ない。

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徳沢は快適だ。まずは山に囲まれているので風がない。そして宿の施設が2つある。徳沢が快適な場所なのはこのせいもある。食事が豊富な「徳沢園」(←正しくは「徳澤園」らしい。ずーっと間違ってたし、今後もきっと間違える)カレーやそばが食べれる。イワナ定食もある。そして外湯として利用できる「徳沢ロッジ」この2つがテント泊でも全く快適に過ごせる理由だ。午後に上高地に入ればここで前泊するもよし、帰りにここによってお風呂でさっぱりして一泊して帰るのもよい。

寒くなったのであったかいコーヒーをいただいて再出発。

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 雨はだんだん本降りになってきた。ここからは次第にアップダウンがあるが、まだまだハイキングの道なので心配ご無用。天気が良ければ、次の横尾までは観光客も散策に来ている。個人的には上高地が一番眺めが良いと思うので涸沢や槍沢に向かうのでなければハイキングで横尾という奥地にきてももあまり感動しない気がする。あくまで個人的意見だが。

10時 横尾到着

上高地、明神、徳沢、横尾と、ゆっくり歩いて1時間ごとに通過できる。というわけで出発から3時間後、横尾についた。雨。

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ここにもトイレと水場がある。ここからは涸沢までインフラは一切ないのでしっかりと準備を整える。少し早いが、雨も強くなってきたので落ち着いて食べれる今とうことで、ここ横尾で昼食。同じく途中で買ったパンを食べる。

ここから、やっとトレッキングが始まる。ここまでは登山口までの道という感覚だ。目前にある橋に向かうと涸沢へ、右手に向かうと槍沢に。

 

つづく。

 

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