山と僕とカメラ

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登山初心者のバタバタ日記

GWの涸沢、穂高 その5 涸沢から穂高岳山荘へ

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涸沢から奥穂高

さあ、いよいよ穂高岳山荘にむけてアタック。

アタックと言うほどでもないはずなのだが、ビギナージャンイチたちにとっては立派な核心部だ。

 

4/30

 

朝6時半くらい。

天候は最高、無風で気温は若干高め。

アイゼンを付けてピッケルを手に、ザックの中身は最低限の荷物で軽くした。

ザックは小型のアタックザックに変更した。

小屋泊なので、「えー、、これで大丈夫かな、、」というくらい軽くなっちゃいました。ザックはBLACKDIAMONDのブリッツ28

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これでだいじょうぶかなあ?とペラペラ具合が不安でしたが、同型を背負ってる人、結構いたので安心。長いものに巻かれるわたし。

中にはロープとギア、水分と行動食など必要最低限のものを詰めて出発。

ハーネスを付けぴりりと緊張する。そんな空気だった。

登頂先を北穂高と悩んだのだが、やはりビギナーなので今年は安全に穂高岳山荘に向かうことにした。

出発後、すぐに暑くなり、こりゃあ汗かくなと、アウターを脱いで半袖になりました。涸沢カールがパラボナアンテナ状なので、日光をどんどん吸収するのだ、すんげえ暑い。

斜面自体は昨日のゴール直前の「無心雪渓」より急だが、登った成果を、振り向いた時のテント場のサイズ感で確かめることができるので、気持ちは楽だった。

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ただし、次第に斜度はどんどんきつくなるし、雪の状態は先行者でズボズボなのでペースはゆっくりになる。はい、それでいいのだ。

それにしても、青空と、雪の白、素晴らしいの一言に尽きる。

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左手に見える前穂高群を見ながら未だ見えないゴール(山荘)に向けて、ゆっくりとぐでも元気にぐいぐいと登る。

 

ザイテングラート

トレースが縦に何本もある。ステップが残ってるトレースがあればかなり楽だ。

おそらく下りに尻セードで降りたであろう滑り台のようになってる筋は登るの大変だ。誰も踏んでないコースはもっと大変だった。

良いステップを選びながら登っていきます。本来トレーニングのためには駄目なんだろうけど、いいのだ、、、。

右手にザイテンングラートが見えてきます。

なんでこんな名前なんだろうと、何人が思っただろう、そして何人がググっただろう。「穂高 ザイテングラート 由来」 

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右手にドイツ語で言うところの支稜線、を拝みながら黙々と登っていくのだが、周囲はスキーヤーや、スノーボーダーの人たも多く登っていた。何だこの人達、ここからくどり落ちる気か、、、ツワモノめ、、、

そして後にさらなるツワモノっぷりを彼らは見せてくれるのだ。

 

穂高岳山荘到着

0900

正面になだらかなコルが遠くに見え、それが次第に近づいてくる。

「ああ、あれでしょ、偽ピーク的な、、、気持ちは緩めないで、まだまだだから頑張ろう!」

とそこまでいくと、なんと、ゴールだった(笑)

わーい

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 続く

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