横尾出発
横尾を出発すると、それまでの整地された登山道が、なんとなく「山道」という状況に変わってくる。これがまた、なんともつまらない。先程も書いたように、足場が悪い。はやく雪渓が始まる起点、本谷橋に出たいなと思いながら我慢し、歩きます。この登山道は細いので、すれ違いに注意して歩く。通年はこの辺もざっくり雪が積もっているらしいのだが、2018年GW今年はもう雪解けでズブズブ状態になっていた。
本谷橋
4/29
1130
と、ぐちぐち言ってると、ようやく本谷橋。
そして、目的地らしい光景が見えてきた。ここで小休止、そしてアイゼンを装着だ。大勢の登山客が同様のことをしているので、場所を見つけるのが大変だ。
足元の下、雪の下は川なので気をつけないと、私のように穴ポコに手袋を落としてしまって、注目の的になってしまうので、要注意だ。カメラも落としかけた。アブアブ。
ここからは、みんなワクワク大好き雪道だ。
GW2日目にして、しっかりトレースができてるあたり、すでにGW前からも多くの人が通っていたということか。ワクワク。
道も起伏にあふれ、見晴らしもよく、のびのびと登山を楽しめる。疲れたら見上げれば前穂高、はい、エネルギー回復。
エンドレス雪渓
としばらくすると、例の「全然ゴールが近付かない大雪渓」にやってくる。はい、全然先は見えるのだが、近付きませんね、、、、景色が変わりません。
とはいえ、他に解決策もなく、一歩一歩、歩くしかないので、ビールの事だけを考えながら、歩く、ただ歩く。
歩く。歩く。歩、、、
涸沢到着
4/29
1410
!!
着きましたー!!ゴール!
大パノラマ!!
初めての雪山テント作り
涸沢についたら、ビール!!
そしてテント張り!!
実は雪山でのテント泊は、初めての事、周りの諸先輩方の作法をしっかり観察しながら、ふむふむと、整地。
スコップって持っていくのを悩んだのだが、、、いやいや、絶対必要だった、よかった。
スコップはがんばって軽いの探して、すこしでも軽い方がいいので、、これにした。
BLACKDIAMOND ディプロイ3
分割できて重さ565g!!!!
この作業で、今日の全エネルギーは使い切った。予定通り。ふぅ。
テントはファイントラックの2人用。快適〜。
テント選びだけはほんとに時間をかけた。なにせ安くないのだし、きっと頻繁に買い換えることもないだろう。とにかく使いやすくて頑丈で軽い、それには値段が比例するが、そこをケチっても意味がない。というわけで、これだ。メイドインジャパン。
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