涸沢に着きました。
涸沢カールでの食事
涸沢ヒュッテの設備はそれはそれは素晴らしく、こんな高所にこんな文明を持ってくるとは、すごい。
数グラムの紙と交換で、おでんとビール、カレーをいただき、そのままご馳走さまでお皿をお返しできるというのは本当にありがたい。
夜食はカップヌードルだ。カップははずして持ってきた。軽く軽く、小さく。
でも、失敗だった。チタンの器が熱を奪い3分まってもぜんぜん麺が硬い。
最初から火にかけながらやればよかった、もしくはカップをもってくれば、と、後で気がついた。勉強。
使ったコンロは高山に強いとされるジェットボイル。異常に湯が沸き立つのが早い。
夜景撮影
その夜は満月が輝いていて、あいにく星空は見えなかった。月のあかりで星がかき消されてしまうのだ。でもそのかわり、月明かりで影を作るカールの美しい幻想的な表情を見ることができた。
魚眼レンズ
持参のカメラは軽量化の装備を考えてsonyのA6500。ほんとに軽い。小さすぎて逆にボタンの操作性は悪く、仕事では使うことはないけれど、こういった時にはコンパクト軽量で、便利だ。スナップでパシャパシャ撮ることもないので、AFではないMFレンズをつけている。フィッシュアイレンズだ。湾曲して映るがほぼ180度を写せるので、今回みたいに周囲が全部絶景のときはバッチリだ。
この子、超絶安価なのに、なかなか良い仕事をする。もう、必ず持っていきます。どこにでも。
ちなみにゆるふわボケ用に35mm F1.7も安価なMFレンズ、これもいい。
ただし、手動、かつ開放でのフォーカス合わせはとてもシビアなので、同じ構図でも何枚か撮ることを勧める。後で後悔しないように。
今回は手袋をつけたままの操作になると予測して、押しやすい大きめのシャッターレリーズボタンをつけた。これが意外と普段使いにも良い感じだった。なんか高そうに見えるし(笑)
ついでに、雪の防水のために、カメラカバーも取り付けました。なんだか、ますます高級に見える。カメラを地べたに置くこともある。安価なカメラは防水が効いていないので要注意だ。
ちらっと見えてるのはロープでできたストラップ。
三脚がないと、上記のような夜景は撮れないのだが、三脚を持っていくのは、はなかなか腰が重い、まさに腰に重い。そこで軽量三脚の、マンフロット。これ、とても軽い。トレッキングポールをもう1セット持っていくような感覚だ。全く負荷にならなかった。しかし5Dとかは無理かもしれない。
そうそう、そして、快適なテントライフのための一品。
ほんまにいるんかな?と半信半疑で、直前に購入した「銀マット」。これがすごい暖かかった。これないと凍え死んでたかもしれない。アブアブ。
タケペグ問題は、ネットでいっぱい調べて、手巻き寿司セットのすだれとしゃもじで作ってきた。いちおう4本でかいスノーペグも持って行きました。
ですが結局カザバってしまい、重くなり、反省。登山者の中には、枝を拾いながら登ってる人を見かけましたが、あれが正解だったと、のちに思った。
まだまだ初心者が陥るトラップにはまりまくりの予感がひしひしと。。。
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