山と僕とカメラ

山と僕とカメラ

登山初心者のバタバタ日記

小ネタシリーズ 登山用スマホストラップ

グダフタヌーン

ジャンイチです。

去年の秋から始めた登山、もうこの虫の多さといい、ジメジメ湿度といい、モーレツな暑さといい、それはもうつらいですね。

どう夏を乗り切るか、そう、それはもうラーメン屋が乗り切る夏の手段としてこうじた冷やし中華のごとく、ナイスな何かはないのでしょうか。ボルダリングですか。

と、ぐちぐち言っても仕方ないので、登山に役だつかもしれないスマホアイテムの紹介です。

登山用スマホストラップ

 

 落としやすく、持ちにくい

登山においてスマホは非常に便利ですよね。役割が多いです。

1,景色や記念写真等に「カメラ」

2,ルート確認、現在地把握に「GPSアプリ」

3,このコース、どんな状況だっけ?「WEB」で情報獲得

4,そういや、仕事抜け出してきたわ、、「電話」

等、様々な目的でしょっちゅうスマホは使います。

 

なので、ザックの奥底はもちろん、上蓋やポーチにも入れるのは取り出すのに不便ですよね。

とはいえ、ポケットに入れておくと、いつの間にか落としたりするし、不安です。

そもそも、持ってるだけで落としそうなのです。すべすべつるつるのスマホは。

かといって昔みたいにストラップで吊るせる穴もない。穴がついているパカパカ蓋つきカバーは、ハンドリングが難しい。。

ベストなストラップシステムを探して

で、いろいろ考えた結果、スマホに紐が通せる穴さえあれば、カラビナや紐をつけ、首にかけて、パンツやジャケットのポケットにさっと入れれる安心感が得られ、すぐ取り出せるのではないかと。

 

で、いろいろ探した結果、これがとても良さげでした。

ストラップ ホルダー ストラップホール

そしてこれをつけます。

 

 フィンガーストラップ 

 完成

でこうなります。

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充電の場所両端にねじ穴があり、そこに取り付けます。ご丁寧に専用ドライバーも付いてます。

ストラップにこのちょうど指を入れて安定して持てるパーツがついていています。

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さらにカラビナになっています。

そこに紐を通して首にかけます。確実です。

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あとは、テントで使用する時に、無くさないように、吊るしておくこともできます。

 

でも、歩きスマホはダメですよ。きちんと止まって周囲の安全確認をしてから使いましょう。

御在所岳で岩場登り

梅雨入りですね。

ジャンイチです。

今日は、大阪からギリギリいける山、御在所岳登山のレビューをなるべくきちんしますね。

 

 御在所岳とは

御在所岳 1212m

 

三重県鈴鹿山脈にある代表的な山。山頂は滋賀県との県境。

山頂まではロープウェイでも行ききできます。

ルートが豊富にあり、様々な登山が楽しめます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/御在所岳

 

アクセス

今回は電車を使ってのんびり。

 

近鉄電車

近鉄上本町〜近鉄四日市近鉄湯の山温泉 2時間半

三重交通バス

近鉄湯の山温泉三重交通湯の山温泉 10分

 

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人生初の御在所岳です。心してかかります。

登山開始

ときは西暦2018年4月

朝8時半にバスを降りて登山道を目指します。

今回は「本谷コース」と呼ばれる登山道です。

メインルートは「中道ルート」と呼ばれる登山道ですが、その隣の谷筋を上って行きます。

全体的に大きな岩がごろごろしてあって、それを乗り越えて行きながら頂上を目指します。

例によってネットで入念に下調べし、もうまるで行ってきたかのような情報量を携えてレッツラゴー。

これでも見ると聞くとじゃ、ぜんぜん違うこともじゅうぶんわかった上です。はい。

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一ノ谷御在所山の家の右に登山口があります。

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最初は全く気がつかずに、思いっきりスルーして、謎の尾根に取り付こうとする始末です。先が思いやられますね。

本谷ルート

正しい登山口から入ると、開けた河原に出ます。 

はい、ここからが始まりです。

私たちはハーネスをつけ、いざ、出発です。

一応、本当に一応ですが、ピッケルも一本持って行きます。

谷筋を登るときは私はトレッキングポール要りませんから、意外と荷物少ないです。

お昼はアゼリアという山頂レストランでいただく予定ですので、携行食のみの持参です。ドキドキです。

 

この日は前半比較的天気が良く、がしかし、後半崩れるということなので、アウターは冬用をザックにぶち込みました。嘘です、丁寧に畳んで入れました。

 

「後半天気が崩れる」

嫌なキーワードです。すこし、スピードアップしたり、ルート確認を甘くしたりしてしまいがちですが、疲弊したり、コース外れたりと、どんどん状況は悪くしてしまいますので、急ぎたいところを焦らず、しっかり登って行きたいです。

ではじめから結構な岩場が続きます。さすがいちおうバリエーションルート。気をつけて登ります。

途中、ロープで確保しながら上がる練習を安全な岩場でしておきました。

 

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沢はずっと岩だらけ

小さな滝を登りながらどんどん高度を上げて行きます。

ペンキのマーカーが一応あるので、心強いです。

やがて大きな滝が目の前に現れます。

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 不動滝。

ご立派な滝です。これは直登しないで少し戻り、右岸から巻いて登ります。 

ちなみに「右岸」とは上流から下流を見たときに右側にある方を「右岸」と呼びます。

こんがらがるー。

さらに分岐が続きます。と、まるでカーナビのお声のようですが、ほんとに沢の合流が多いです。マーカーも両方にあったりするので、下調べはきちんとしておきましょう。

そう、パリダカのナビゲーター並みに。

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大黒滝、ジョーズ岩、など、を乗り越えてどんどん上って行きます。

だんだんと、しんしんと、ヒューヒューと冷えてきました。雪が積もってます。すこし、雪も舞ってきました。

 

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がしかし、そんななか、半パンでグイグイとサンダルで登っていくトレイルランナーが追い抜いて行かれました。

山猿です。もうそれは、命名確定。

しばし、山猿の脅威的身体能力の件でもりあがりつつ、我ら一般人はノコノコと、上って行きます。

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お、山頂が見え始めました。

頂上までの最後の最後に、、、

でですね、ここでぐいぐいと登って行ってしまいます。

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ほんとは、左右に尾根に上がるルートがあるのですが、それを発見できずにグググと谷の始まりまで上がってしまいました。

周囲は結構な急斜面。尾根までの距離はあまりありませんが、岩場ではなく、湿った滑りやすい土です。

ああ、よかったピッケル持ってきて。。。。

まず私がピッケルで上まで登り、ロープで確保しつつ、ピッケルを下の相方に戻します。

そしてふたりともなんとかかんとか、尾根の道に出ました。

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ダメですね。反省。

あ、そうそう、ずーと、岩場のぼりして、最後変な核心部を登った先に見えた登山道。

思わず「やったー道だーーー」と歓喜の雄叫びを上げてしまいました。

そのあと、てくてくとやってくる登山者に、なかなかの視線をいただきました。すみません。

少し寄り道

そして、その超絶歩きやすい登山道から奇岩、大黒岩に向かいます。

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絶景です。

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ご飯

しばし、撮影タイムをし、昼食の園。アゼリアに向かいます。

このときは閉店間近、感謝フェアで、炊き込みご飯が無料でついてきました。イエイ。

エビ天カレーうどんいただきました。

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超うめい。

あんだけ結構大自然とともに、ワイルドに上がってきたところに、ロープウェイでこられたお客さんの混じる、そして、文明の力でできた安全な建物の中で食べている、なんでしょうこのかんじ。嫌いじゃないです。

 

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頂上

山頂はまだまだ冬、真っ白な雪の中、三角点に向かいます。

ここはスキー場も設備されていますので、ゲレンデの中を歩いて行きます。

 

そして、三角点。やっと50パーセントです。

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帰りは中道のメインルートです。

が、何やら相方が、「わらわは疲れたじょ、もう一歩たりとも歩けぬぞ一休」と言わんばかりのやんちゃ姫こと露姫的表情と態度で歩いておられました。

それを察した一休は、「わかりました露姫様、なんとかいたしましょう」と、とんちをきかせ、ロープウェイで降りることを提案しました。

なんということでしょう、ロープウェイは、あっという間に麓まで我ら負け組登山者を麓までおろしてくださいました。ありがとう新右衛門さん。

下山

ロープウェイでは、登ってきた谷を見ることができました。

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意外なほど急斜面にみえて、驚きました。

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麓では、温泉がありますので、1000円で極楽をいただきましたとさ。

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湯の山温泉のバス停時刻表

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近々オープンするらしいです。

 

六甲山を登ろう、歩こう。1月、冬の寒いソロ六甲山、その2

暑いのに、寒い時期のことを綴ります。

ジャンイチです。

先日の続きです。

 

前半はここ

六甲山を登ろう、歩こう。1月、冬の寒いソロ六甲山 、その1 - 山と僕とカメラ

 

 

東お多福山

で、ですね。

しばらくすると、本コースと合流します。

歩いていると、ゴルフコースの横を歩いて行く道になります。なんとなーく、ここで下界との違和感を感じていただくための演出でしょうか?

しばらくは階段ができてる道を通ります。

階段、いいんだけど、脇の道を歩きたくなるのはなんででしょうかねー。いえ、分かってます。あれは、右足、右足、右足、そしてまた右足、と同じほうの足で上がるようになってしまうからです。どこかで、スキップしないと、逆足に変えれないのが、なんかつらい。

広場に出ると、右に東おたふくコースの道があります。山頂は同じですが、本コースより少し遠回りになりますので、いっぱい歩けます。カロリー消費的にはお得です。

ここは先ほどまでと違って、最初はぽこっとしたピークのあるかわいい山道になりま

す。

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広々としたゆるい尾根をゆるい気持ちで、歩きましょう。

そこを過ぎると、やや険しいアップダウンの登山道になります。

黒岩谷西尾根と言われているコースです。

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ここ好きな人、多いと思います。結構細い尾根です。

でも、登ったのに、また下るんかい!という神様への嘆きを4回はすることになります。

と、嘆いている間に山頂手前の一軒茶屋横の薮からザザザーと出てこれます。

本コースの人から、少しびっくりされながら。

ここで、服は着込みます。吹きっさらしの山頂と汗をかいた状態でこのまま上がると一気に冷えてしまいます。

六甲山最高峰

ここから山頂までは、舗装されたゆるい坂道になります。

冬季はバッチリ凍ってますので、チェーンスパイクをつけていないと、お笑いウルトラクイズのヌルヌル斜面を登る芸人集団のようになってしまいますので、要注意です。

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ご飯

山頂に着いたらちゃっちゃとご飯です。

冬はラーメンがいいですね。ホッとします。

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コーヒーも飲みます。生きてるって感じです。

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おともはもみじ饅頭生もみじです。

下山は有馬方面

この後は、なにも考えず、ただひたすらに有馬温泉に向かって降りて行きます。

六甲山の北側は本当に寒いです。

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氷瀑ができているなら、それを見てから降りましょう。

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有馬温泉に着くと、もうそこは別世界、まるで油屋にたどり着いた千尋の気持ちになれます。

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金の湯でドロドロになった体を洗い流しましょう。

さあ、あとはビールが待っています。

街に下りて1日をふり返りながらほろ酔いましょう〜。

 

 

 

山での撮影機材の紹介

こんにちは、ジャンイチです。

今回は登山に参考になるかもしれないという事で、とある山での撮影の時の機材を紹介します。

 仕事での山カメラ機材

登山といえば、体力に余裕を持たせるために、なるべく荷物の重さは減らす工夫をされますよね。削るところは削り、リスク回避のため増やすところは増やします。

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今回は、山の中での撮影。

仕事の写真と動画でのモデルありの撮影です。

 

続きを読む

六甲山を登ろう、歩こう。1月、冬の寒いソロ六甲山 、その1

まいどー、まいどまいど

ジャンイチです。

 

今日は、ある日の六甲山の1日をなるべく詳しく振り返ってみます。

ヤマレコを元にプレイバックです。

特にこれといって何も起きてない山行ですが。

 

 

2018年1月冬です 

2018年1月の山行です。

芦屋から六甲山山頂、有馬温泉駅へ。

 

6時50分JR芦屋駅

冬、まだ日の出前なので、うす暗いです。

正月明けの土曜日というのもあり、まだまだ人は少なく静かなスタートとなりました。

阪急芦屋川を過ぎ、坂を上り、ようやく日が差してきました。

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朝焼けは生きる勇気をもらえますね。

夕焼けは、生き残った安心感を抱きます。哺乳類の遺伝子がささせているという話があるとか無いとか。

お天道様を背に歩いていきます。

この日は荒地山から入り、東お多福山を通る予定です。

住宅地、メインルートに入る手前を右に曲がり、城山へ。そして荒地山に入ります。

ほぼ尾根を伝って登っていきます。

真冬ですが、駅から来ていたアウターはもう脱ぎます。薄手のフリースでじゅうぶんです。

インナーの下に着るさらにインナーを着ていまます。FINETRACKのあみあみのやつです。これは冬でも夏でも、とにかく汗を戻さない機能があるので欠かせません。

何度か小さなピークを越えていきます。このアップダウンが楽しいですね。この頃はまだまだほんとに始めたばっかりなので、何もかもが新鮮でした。日の出前の登山もドキドキしました。特に印象深いのは、ここは日本なのに、安全第一、石橋をぶっ叩いてコンクリートの橋を作ってしまう性格の国家なのに、山道なのか、ただの岩場なのか分からぬコースを「登山道」と呼ぶワイルドな文化にも肝を抜かしました。今ではそれが楽しいですが。

荒地山

と、何度かピークを超えると、なんだか大きな石がゴロゴロと重なってる場所が増えてきました。これだな、あのネットが私を騒がせてる荒地山は。

名前はもう、ジブリのアレです。荒地の魔女です。最初にきた時は、いったいどんな恐ろしい場所なんだろうと、思いながら、登りましたよ。

と、岩場を登っていくと、出ました「岩梯子」。

ご丁寧名札もついております。

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ただ、階段のように登れるステップがついておりましたので、なんとかだれでも登れます。

因みに、わたくしほとんど単独で山に入ります。もちろん危険アンテナは感度高めです。ビビリです。

ソロなので写真も大変です。タイマーでダッシュ登ります。今回も何度か登り降りして撮りました。その後日、リモコンという、最高のグッズを発見し、リモコン様を手に入れました。

 

 岩梯子を登りきると、次は何これという穴ポコでしょうか。七右衛門の穴、的な名前でしたね。入れない人は、引き返すのでしょうか?

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いつものやうに、ザックを先に上げ、ヨジヨジ登ります。

ここでオススメは、短いロープを使って後から引き上げるのが簡単だとわかりました。

山って素晴らしい

初めての時、ここで思ったのです。

なんとも楽しいではないですかー。と。

そうかー、みんなこーやって登山にハマっていくんですねー。

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「人は、道の上を歩くのではない、前に進みたいその意思、その歴史が道となるのだ。」と、どっかで聞いた事があるようなフレーズを思いついたのであります。

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(続く)

 

思い立ったら計画的にレッツゴーです。

この記事は過去のことを掘り出してまで書くという、ネタが早くも尽きかけたジャンイチの焦りを垣間見ながらごらんください。

 

 

こにゃにゃちは、登山初心者ジャンイチです。

今まさにあった事は、フエースブックに任せるとして、今回は以前登った山々について書こうかなと思います。

 

関西といえば六甲山

まず第一回は、「六甲山」

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言わずと知れた関西の名峰でございます。

関西の親しみやすい山で、様々なコースがあり、一年中楽しめる素晴らしい山です。数多くのコースがありますが、芦屋川から六甲最高峰へ登るのであれば、地獄谷からA懸B懸C懸、ピラーロック、そこから谷を越えてキャッスルウォール、岩梯子、そして東お多福へ、というルートが個人的には気に入ってます。(写真の緑線)メインルートほど混雑してません、でも道迷いには十分注意してください。黄色い等高線でわかるように、何度もアップダウンします。

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特に私が気に入っているのが、藤木久三のプレートでございます。まあ、そうなんですけどね。

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で、この山々は、私たち初心者向けから、ロッククライミング、はたまた堰堤に次ぐ堰堤を越える謎のコース等、様々なバリエーションがありますので、気分や技術に合わせて、コースをお選びくださいませ。

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芦屋川から六甲山最高峰を目指すコースだけでも、たくさんあります。

f:id:fujikixblog:20180528171935j:image七曲りと言われるメインルートのほか、地獄谷、ピラーロック、荒地山、東お多福山、等を使ってほぼ岩登りみたいな感じで山頂を目指せるコース等があります。

 

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私は、地獄谷から入り、荒地山、東お多福山コースが好きです好きです心から愛していますよと。

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山頂は広場になっていて皆さん、めいめいご飯を食べてます。

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その他のルート

神戸、三ノ宮の方から入れば、六甲山の前衛峰はありませんので簡単に頂上の峰に着きます。摩耶山が有名です。多分。

また、西の果てには、馬の背と言われるいい感じのキレットがあります。宝塚からこの馬の背まで大縦走をする人もたくさんいます。

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また、北側には、数々の滝があり、冬はそれが凍って氷瀑になります。比較的アクセスが良いので、冬の六甲山は裏側が氷瀑まつりと化します。その沢を登って六甲山最高峰に上がるコースもあります。

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神戸側から六甲山に行ったらば有馬温泉まで降りましょう。温泉があなたの疲れを癒してくれますテルマエロマーエ。

ちなみに有馬温泉に行った事がある人の中に、芦屋から歩いてしか行った事しかない人はきっと少なくないはずです。

と、まあ、様々な登山が楽しめる六甲山、あなたも一度どうですか?

 

 靴は?服は?持ち物は?

夏場の一般登山道のオススメの装備は

 

割と柔らかめのトレッキングシューズ。

です。

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特に長時間重い荷物を持って歩く事はないならば、ソールの硬い靴よりも、クッションがある方が良い気がします。

 

ボトムは、ハーフパンツ+スパッツですかね。

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夏場は半パンか、暑くなければその下に薄手のスパッツ、実際真夏を知らない私、どーなんでしょ?薄手のストレッチ性のあるパンツももちろん大丈夫。

 

帽子、日焼け止めクリーム

 

暑いです、もうそれはほんとに。

ギリギリ高度が高くないので、山頂でも暑いです。

 

水は、意外と多めで。

 

水は夏は暑いので2.5から3リットルくらいあれば良いでしょう。多すぎかもしれませんが、余っても良いのです。足りないよりはマシ。

いちおう山頂には自販機がありますが、こーゆーのはあると思って信じてはいけません。コーラありません。

 

トレッキングポールは1本あれば十分だと。

 

岩場を頻繁に通るので、かえってトレッキングポールは邪魔になります。必要ないでしょう。

 

 

冬場一般登山道の装備

 

上下ゴアテックス等のアウター

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ミドルレイヤーは薄手でも大丈夫です。

積雪の時は、チェーンスパイクがあれば安心です。

手袋は厚めと薄手の2種類

ブーツは水の侵入を防ぐ機能が付いているものを。

的な感じですかね。

 

とまあ、なんとなく気軽に登れますが、天候や偶然の怪我、そしてコースが多いので、思わぬ道迷いもあります。決して慢心せず、地図とGPSを確認しながら常にどこにいるのか把握しつつ上り下りしましょう。

ちなみに谷、沢ではGPSが乱れます。座標は信じずに、起伏を確認し、現在地を確認しましょう。他人の意見も適当ですので、信じきるのは危険です。

ソロで登山している時は誰しも慎重になると思います。ですがパーティになると、誰かがコースを選択してくれてるだろうと思い込み、いつのまにかみんな迷ってる、そんなことがあるかもしれません。パーティでも各個人、自己責任で現在地を把握しましょう。

 

 

 

 

 

 

GWの涸沢、穂高 その12 上高地へそしてまとめ

 

前回

www.yamakamera.com

 

 ジャンイチの謎

もうお気づきかもしれませんが、ジャンイチとは、山小屋でジャンダルムと私の写真を皆様が見たときに、命名してくださった由緒ある名前だ。

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徳沢の朝、上高地

さて、朝だ。

どんよりモーニング。ああ、本当にお天道さまに恵まれた山行でござった。

カモンジにも感謝。山と食欲と私たちは、朝ごはんをとっとと済ませ、ゆっくりテントを片付けるのであった。

そういえば、昨晩、夜中にトイレに行こうとしたとき、無数のカエルがびっしりと道を埋め尽くしていた。おそロシア

で、そんなことはさておき、明神へ、そして上高地へと降りて行く。

その前に、きっとまたどこかでと、例の二人組と別れの挨拶とLINEの交換。

 カモンジ

明神ではイワナの塩焼きをいただく。

これは最初から決めてましたご馳走。ご褒美。

 

カモンジ小屋につくと、テーブル席と、少し入りにくい空気の囲炉裡座敷があった。問答無用、道場破りの勢いで囲炉裡に向かうと、さらっと入れてくださった。

そこでは一匹一匹丁寧に鮎が焼かれていた。

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職人気質のおじさんが、テクニカルに淡々と列をなした鮎をいいかんじでひっくり返して行くさまは、これはまだロボットには無理かなと、ちょうどそんな時、斜向かいのお兄さんに炭の火の粉が飛んであたふたされていた。だめだよ、風上に座っちゃあ。

 

そうこうしたり、ああだこうだしたりしていると、出て来た。鮎の塩焼き。

鮎といってもあの有名なオレンジロードの鮎川ではなく、魚の鮎です。あしからず。

結局階段は100段だったのか、99段だったのか、どうだったっけ。

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実食。

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うめえ、っす。

遠赤外線で骨まで熱線が通っているので、残さずたべれるこの柔らかさ。

何匹でも食べれる。

ビールもうまい。

山から降りて、鮎の塩焼きとは、これはもう。まんが日本昔話ですね。

ん?まさか狸に。。。

 

で、ご馳走様をしたあとは、穂高神社奥宮を参拝、奥穂高の山頂にも奥穂高神社嶺宮がある。穂高神社は、安曇野らへんにある。

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穂高山頂の祠↑

 

 海外ツーリストへ送るナイスジャパントリッププラン

そこから、対岸のルートで上高地に向かう。

もうここは上高地のエリア、上高地周辺は登山をしない観光客も多く、たくさんのひとでにぎわっている。

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特に海外からの観光客が多く、ほとんどが、外国人ではないかなと思うほど海外のお客様でいっぱいだった。

 

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麓は海外の人、そしてそれに追われて私たちは山の奥に、、、

でも、日本よりアドベンチャーでネイチャーな国であろうアメリカや中国からここに来るとは、なぜだろう。

と、少し前に思ったことがあり、なんとなくネットか本で見た記事に

『日本は、街、海、山の距離感が非常に近く、手軽に様々な景色が楽しめます』的なことをみたような。確かにニューヨーカーが登山するのにどれだけ労力がかかるのでしょう。意外とあったりして。。

という見地から、考えてみた。

 

おすすめジャパントリップ!!

 

まず、東京築地でグルメ観光、わお、うめえ!

北陸新幹線、わお、はええ!

→黒部立山、わお、でけえ、おお、きれい!

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テント泊、いいねえ、大自然は。

サンダーバード、これはね、さっきみた雷鳥という意味なんだよ。

→京都、わお、ジャパン!おいでやす!

→大阪、おお、やす!!うま!!

 

上高地バスターミナル

どうでしょう。

と、いうまに、上高地バスターミナル。

お迎えのバスが来るまで、しばし、残りのご飯を食べながらぼーーとする。

おお、朴葉味噌!!買いました。

 

というわけで、無事帰宅するのだった。

 

 

 

今回の反省点は、

その1、アイゼン。軽量化を狙いすぎてペツルのレオパードにしたのだが、

雪壁では、重くてもしっかりしたアイゼンにすればよかったです。ほんとに、反省。でもレオパードはめちゃめちゃ軽い。

 

その2、日焼け対策。スキーもしないので、知らなかったが、雪の日焼け、単純に舐めてた。朝昼と塗り直した方が良かった。

 

その3、、、無いかな。いや、私はまだ気がついてません。きっとすべてがまだ未熟。

 

 

 

 

では、素晴らしい山行を!

 

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